2021年4月15日(木)、福岡市博多区下川端町の博多座で、舞台「魔界転生(まかいてんしょう)」2021の公開ゲネプロが行われました。
舞台「魔界転生」2021は、2021年4月16日(金)~28日(水)の期間、博多座で上演されます。
▶︎チケットぴあで購入する舞台「魔界転生」2021は、2021年4月16日(金)~28日(水)の期間、博多座で上演されます。
全19ステージです。
本記事は、その公開ゲネプロを取材したレポート記事です。
文章提供:博多座
撮影・取材・編集:出口敏行
記事公開日:2021年4月17日
本記事では、以下の内容について記載しております。
目次
■「魔界転生」とは
■博多座「魔界転生」2018のゲネプロと記者会見レポート
■博多座「魔界転生」2021のゲネプロレポート
■INTRODUCTION
■STORY
■博多座「魔界転生」SPOT動画
■博多座「魔界転生」チラシ
■博多座「魔界転生」2018のゲネプロと記者会見レポート
■博多座「魔界転生」2021のゲネプロレポート
■INTRODUCTION
■STORY
■博多座「魔界転生」SPOT動画
■博多座「魔界転生」チラシ
■舞台情報・キャスト・スタッフ・公式WEBサイト・公式SNS
以下、詳細です。
■「魔界転生」とは
「魔界転生(まかいてんしょう)」は、山田風太郎原作の人気伝奇小説です。
壮大なスケール、奇抜かつ摩訶不思議な展開で、アクション・エンターテインメントの最高傑作と云われています。
▼山田風太郎「魔界転生」
2018年に「日本テレビ開局65年記念舞台」として、堤幸彦演出、上川隆也主演で大ヒットを記録した豪華絢爛、奇想天外、壮絶、壮大なエンターテインメント時代劇「魔界転生」が、2年4ヶ月ぶりの再演です。
壮大なスケール、奇抜かつ摩訶不思議な展開で、アクション・エンターテインメントの最高傑作と云われています。
▼山田風太郎「魔界転生」
2018年に「日本テレビ開局65年記念舞台」として、堤幸彦演出、上川隆也主演で大ヒットを記録した豪華絢爛、奇想天外、壮絶、壮大なエンターテインメント時代劇「魔界転生」が、2年4ヶ月ぶりの再演です。
■博多座「魔界転生」2018の舞台と記者会見レポート
▼博多座「魔界転生」2018のゲネプロレポートはこちら。
▼博多座「魔界転生」2018記者会見レポートはこちら。
■博多座「魔界転生」2021のゲネプロレポート
今回は、初演よりも一層映像効果を多用し、LEDを駆使した鮮明かつ大迫力の演出となっています。
大道具が映像に変わり、出演者と映像がシンクロし、演劇×映像の融合が大きな見どころとなっています。
映像と連動した躍動感あふれるキャスト(出演者)、活き活きと動く映像の中の人物たち、合戦や炎・雷などのインパクトあるリアルな背景画像、映像が人を支え、人が映像とコラボします。
合戦シーン
炎・雷などの妖術シーン
映像と連動した躍動感あふれるキャスト(出演者)、活き活きと動く映像の中の人物たち、合戦や炎・雷などのインパクトあるリアルな背景画像、映像が人を支え、人が映像とコラボします。
合戦シーン
炎・雷などの妖術シーン
これまでの演劇の常識を超えた、画期的な「電影活劇」が誕生しました。
一方で、初演以上に人間ドラマも濃厚になっています。
主演の上川隆也演じる柳生十兵衛と松平健演じる柳生宗矩の手に汗握る迫真の決闘、小池徹平演じる天草四郎が放つ怪しい魅力と巧みな妖術、浅野ゆう子演じる淀殿と藤原紀香演じるお品の情感漂う感動の場面、さらに、魔界衆の勢揃いや随所に登場するド派手なアクションなど、見せ場と見どころが次々と繰り出され、観る人を魔界へといざないます。
柳生十兵衛(上川隆也さん)VS柳生宗矩(松平健さん)の親子対決
天草四郎(小池徹平さん)が放つ怪しい魅力と巧みな妖術
淀殿(浅野ゆう子さん)とお品(藤原紀香さん)の情感漂う感動の場面
魔界衆の勢揃い
随所に登場するド派手なアクション
2021年4月、ついに姿を現した新生『魔界転生』。
その圧倒的な迫力に驚かされ、めくるめくLED映像、フライング、大立ち回り、笑いあり、涙あり…、再演というよりは新作、初演の舞台と云えるような、これまで「誰も見たことに無い」画期的なアクション・スペクタクルです。
圧倒的な迫力
めくるめくLED映像
フライング
大立ち回り
笑いあり
圧倒的な迫力
めくるめくLED映像
フライング
大立ち回り
笑いあり
大盛況のうちに幕を下ろした愛知公演(4/7~11)を経て、ついに福岡公演が開幕いたしました。
長崎・島原や熊本・天草など、作品にゆかりの深い場所が数多く存在し、九州での上演にはとても意義深いものがあります。
令和版『魔界転生』は敢えてコロナ禍を逆手に取った革新的な舞台です。
新演出、新機軸で、お客様に驚きと興奮と感動をお届けします。
愛知公演、そして初日を迎えた福岡公演、東京公演、そして大阪公演、大千穐楽の6月10日(木)まで、全75ステージ、全力で駆け抜けます。
■INTRODUCTION
奇想天外、快刀乱麻、魑魅魍魎、歴史上の剣豪が次々と甦り、現世の怨念を晴らさんと、時空を超え、悪鬼となり、徳川幕府と対決する!
豪華絢爛、空前絶後、アクションとスペクタクルとカルトの世界が融合した、壮絶、壮大な一大エンターテインメントが今ここに再び甦る!
魔界から蘇った剣豪に果敢に立ち向かう主演の柳生十兵衛役は、テレビドラマ『遺留捜査』、舞台『Q』などで抜群の演技力と存在感を魅せる上川隆也が初演に引き続き、務めます。
柳生十兵衛役の上川隆也さん
また、十兵衛たちに立ちはだかる最大の強敵・天草四郎役は、『キンキーブーツ』や『キレイ』など、話題作に次々と出演し、舞台での活躍も目覚ましい小池徹平が演じます。
天草四郎役の小池徹平さん
上川隆也と小池徹平は今回が初共演となり、華も実もある注目のキャストで、令和版の新しい『魔界転生』を創り上げます。
初共演の上川隆也さんと小池徹平さん
柳生十兵衛役の上川隆也さん
【上川隆也さんのコメント】
堤さんの演出はとにかく楽しいです。台本の流れを壊さない様、随所に笑いを忍ばせたテクニックが見事です。 稽古では、その演出に役者もうまく乗せられて自由闊達な現場でした。
初演と比べて、ストーリーラインに大きな変化はないのですが、シェイプアップされた形になっています。より分かりやすく、この作品の核の部分をより一層掴んで頂きやすくなっていると思います。
映像と芝居の融合がこの作品の特徴ですが、映像の部分はより大きく進化を果たし、初演がバージョン1.0とするならば、今回の再演はバージョン2.5を超えるほど進化しているのではないかと思います。
芝居、殺陣、映像、すべてがブラッシュアップしました。初演を見た方もまた、新鮮な気持ちで楽しんで頂けます。1ステージ1ステージ、とにかく丹念にお届けしたいと思います。
また、十兵衛たちに立ちはだかる最大の強敵・天草四郎役は、『キンキーブーツ』や『キレイ』など、話題作に次々と出演し、舞台での活躍も目覚ましい小池徹平が演じます。
天草四郎役の小池徹平さん
【小池徹平さんのコメント】
LEDの映像がとても鮮明で、演じる側も最新技術にとても驚いています。本当に美しい映像で、まるでイルミネーションを見ているのかなと錯覚してしまうような仕上がりです。セット転換すらも楽しませる、飽きさせない演出は、想像を超えています。
上川さんとはほぼ初対面だったのですが、稽古場はすごく居心地が良く、とても楽しかったです。キャスト・スタッフ一丸となって面白いことにチャレンジしていく、すごく刺激的な稽古場でした。
稽古に入る前に演出の堤さんと天草四郎ゆかりの地の南島原・天草を巡りました。とてもぜいたくな役作りをさせていただきましたので、役に対する思い入れを特に強く持って演じられているように感じます。ゆかりの地である九州、博多座での公演はとても感慨深いです。自分が思っている以上に素晴らしく、新しい作品になっていると思います。
皆さまが安心して楽しめるよう最後まで努めますので、ぜひ安心して劇場にお越しください。
上川隆也と小池徹平は今回が初共演となり、華も実もある注目のキャストで、令和版の新しい『魔界転生』を創り上げます。
初共演の上川隆也さんと小池徹平さん
そして今回新たに、天草四郎の姉・お品役に藤原紀香、『真田十勇士』の生き残り・根津甚八役に村井良大、十兵衛の弟・柳生又十郎役に木村達成、軍学者・由比正雪役と刀鍛冶・叢雲常陸役に山口馬木也、二刀流の剣豪・宮本武蔵役に渡辺大、黄泉の世界から蘇った淀殿役に浅野ゆう子、十兵衛の父・柳生宗矩役に松平健、華と実力を兼ね備えたキャストの出演が決まりました。
このうち、小池徹平、藤原紀香と渡辺大は『魔界転生』には初めての出演となり、村井良大、木村達成、山口馬木也、そして、浅野ゆう子、松平健は、初演に引き続き、同じ役を演じます。
藤原紀香演じるお品は物語のカギを握る存在、渡辺大演じる武蔵は執念深く十兵衛を狙う猛者、初参加の2人が摩訶不思議な作品世界にいかに挑むのか、期待と注目が集まります。
なお、渡辺大はこの『魔界転生』で初舞台を踏みます。
村井良大演じる甚八が導き出す作品のテーマ、木村達成演じる又十郎の東奔西走の活躍ぶり、山口馬木也の正雪と常陸二役の見事な演じ分け、そして、艶やかさと怖さを秘めた浅野ゆう子の淀殿、抜群の存在感を漂わせる松平健の宗矩、初演から続投するキャストも、役柄をさらに深め、完成度が高まり、見応えある仕上がりとなることは間違いありません。
『真田十勇士』の生き残り・根津甚八役の村井良大さん
十兵衛の弟・柳生又十郎役の木村達成さん
軍学者・由比正雪役と刀鍛冶・叢雲常陸役の山口馬木也さん
二刀流の剣豪・宮本武蔵役の渡辺大さん
黄泉の世界から蘇った淀殿役の浅野ゆう子さん
十兵衛の父・柳生宗矩役の松平健さん
10万人の動員を記録し、大ヒットとなった初演から2年4ヶ月、演出を再び堤幸彦が手掛け、脚本はマキノノゾミが担当します。
ド派手なアクション、変幻自在なフライング、LEDによる映像効果を駆使し、演劇と映像の融合による画期的な演出により、感動の人間ドラマ、魅惑のエンターテインメント時代劇をお届けしたいと考えています。
作品をさらに練り上げ、ブラッシュアップし、令和版の新しい『魔界転生』を創り上げます。
■STORY
徳川幕府によるキリシタン弾圧のため、暴徒と化した10万人の信者が惨殺された肥前国(長崎県)島原。
その地で、禍々しい魔界の力を借りて、「島原の乱」の首謀者・天草四郎が甦る。
四郎は怒りと憎しみに燃え、幕府への復讐を決意する。
やがて、「魔界転生」という妖術を使い、幕府と闘う配下を求め、歴史に名を残す剣豪を次々と甦らせる。
荒木又右衛門、田宮坊太郎、宝蔵院胤瞬、そして、宮本武蔵、柳生宗矩、
錚々たる猛者たちが黄泉の国から転生し、悪鬼として再び生を受け、四郎と共に幕府滅亡を画策する。
これら魔界衆に隻眼の剣士・柳生十兵衛を中心とする幕府方が立ち向かい、
魑魅魍魎が跋扈する悪魔の企てを阻止すべく、弟・又十郎や柳生衆と共に闘い、強敵を斬り滅ぼしていく。
大坂では淀殿も甦り、四郎の姉・お品や「真田十勇士」の生き残りの根津甚八も活躍し、柳生衆と魔界衆の激突はますます混迷の色合いを深めて行く。
天草四郎、柳生宗矩と血で血を洗う死闘が続き、ついに十兵衛は日光東照宮での最終決戦を迎える…。
博多座4月公演『魔界転生』SPOT
■博多座「魔界転生」2021 チラシ
博多座「魔界転生」2021 チラシ表面
博多座「魔界転生」2021 チラシ裏面
博多座「魔界転生」2021、ぜひ足を運んでみてください。
■博多座「魔界転生」2021 チラシ
博多座「魔界転生」2021 チラシ表面
博多座「魔界転生」2021 チラシ裏面
博多座「魔界転生」2021、ぜひ足を運んでみてください。
博多座「魔界転生」2021
原作:山田風太郎(角川文庫刊)
▼山田風太郎(角川文庫刊)
脚本:マキノノゾミ
▼山田風太郎(角川文庫刊)
脚本:マキノノゾミ
演出:堤幸彦
出演(キャスト):上川隆也、小池徹平、藤原紀香、村井良大、木村達成、田村心、岐洲匠、宇野結也、財木琢磨、山口馬木也、渡辺大、浅野ゆう子、松平健、野添義弘、立石晴香、小波津亜廉、横山一敏、真砂京之介、大石敦士、金井迪大、川田光太、菅野慶太、岸本康太、小林諒大、佐藤義夫、三本木大輔、高橋邦春、細川晃弘、前川貴紀、宮川連、塚越志保、半澤友美
語り(ナレーション):片岡愛之助
企画・製作:日本テレビ
主催:博多座
後援:FBS福岡放送・KKT熊本県民テレビ・NIB長崎国際テレビ
主催:博多座
後援:FBS福岡放送・KKT熊本県民テレビ・NIB長崎国際テレビ