2022年3月3日(木)〜6日(日)に福岡市博多区祗園町のぽんプラザホールにて、2022年3月2日(水)〜4日(金)に福岡市早良区百道のももちパレスにおいて、「第7回全国学生演劇祭 in 福岡」が開催されます。
■全国学生演劇祭とは
全国学生演劇祭とは、2015年より始まった、青少年育成・地方文化の発展、そして全国的な学生演劇ネットワークの構築を目的とする学生演劇の祭典です。
各地域(2020年度は、札幌・東京・名古屋・京都・四国・福岡の6地域開催)の学生演劇祭で推薦を受けた学生劇団が同じ舞台に立ち、いま・ここにしかない『学生演劇祭』を形づくります。
ここでは、観客と審査員の評価をもとに日本一の学生劇団を決めるだけでなく、学生同士が互いに刺激し高め合うことを目指します。
2014年度のプレ開催から数えると、全国各地から延べ300団体、2500人以上の演劇を志す若者が関わってきました。
大学卒業後も活動を続け作品を発表している出場団体も多くあります。
会場も、京都にはじまり、19年度の第5回目以降は名古屋、札幌と開催地を移し、より広範に学生劇団の交流の根を広げています。
過去の公演情報
■ぽん会場
各地の学生演劇祭から推薦された団体の作品を上演。
出場団体
Aブロック
ふ from四国
劇団カチコミ from奈良
Bブロック
北海学園大学演劇研究会 from札幌
劇団Noble from名古屋
Cブロック
劇団烏龍茶 from福岡
劇団イン・ノート from東京
Dブロック
劇団しろちゃん from札幌
演劇企画モザイク from京都
上演スケジュール
※下記は【開演】の時間です。開場は各回30分前です。
2022年3月3日(木)
17:00 Aブロック(ふ、劇団カチコミ )
19:30 Bブロック(北海学園大学演劇研究会、劇団Noble )
2022年3月4日(金)
17:00 Cブロック(劇団烏龍茶、劇団イン・ノート)
19:30 Dブロック(劇団しろちゃん、演劇企画モザイク )
2022年3月5日(土)
11:00 Dブロック(劇団しろちゃん、演劇企画モザイク )
13:30 Cブロック(劇団烏龍茶、劇団イン・ノート)
17:00 Bブロック(北海学園大学演劇研究会、劇団Noble )
19:30 Aブロック(ふ、劇団カチコミ )
2022年3月6日(日)
11:00 Aブロック(ふ、劇団カチコミ )
13:30 Bブロック(北海学園大学演劇研究会、劇団Noble )
17:00 D ブロック(劇団しろちゃん、演劇企画モザイク )
19:30 Cブロック(劇団烏龍茶、劇団イン・ノート)
チケット
1ブロック券
A~Dブロックのうち、1つだけ観劇できます。
学生 1000円
一般 1500円
※当日券は各500円増しになります。
フリーパス
A~Dブロックを、いくつでも!好きなだけ!観劇できます。
学生 2000円
一般 3000円
※当日券は各500円増しになります。
早割特典
1月中のご予約でどれでも1枚200円引き!
予約フォーム
審査員
coming soon
会場
ぽんプラザホール(福岡県福岡市博多区祗園町8-3)
■ぽん会場 出場団体
全国から推薦を受けた団体が、ぽんプラザホールに集まります。
A-1 ふ
What's ふ?
さ さきょうふうかと
き 奇妙な縁で
よ 寄り集まった
う 有象無象が
ふ 「ふ」と名乗り
う 紆余曲折を経て
か かの地へ向かう団体
「三時間目 死後」(仮)
作:左京ふうか
演出:左京ふうか、木村菜七
キャスト:左京ふうか
音響:尾上信人
照明:下窪摩耶
A-2 劇団カチコミ
What's 劇団カチコミ?
市村の親父を筆頭に鉄砲玉達が突撃する。旭日東天に朝する時、すなわち名誉ある連隊旗が戦果として敵に翻る時を祝す。ここに謹んで告別の敬意を評す。決別。この2文字の他に言うべき言葉はない。骨の捨て場は戦場だ。カチコミィィィイイ!!!!!
「蝋」
親父:市村快
名誉会長:市村快
主宰:玉井敬大
原案:長野創
監督:長野創
助監督:北殿友哉
プロデューサー:玉井敬大
舞台監督:玉井敬大
役者:生田光、市村快、北殿友哉、髙島魁駿、玉井敬大、長野創
音響:平野美羽
B-1 北海学園大学演劇研究会
What's 北海学園大学演劇研究会?
札幌の小劇場を拠点とし、活動。
他にも地方の小学校で行った児童向けの公演や札幌演劇対校祭に参加。現在総勢50名近くが所属。
芸術への接触・研究を行う。
札幌学生対校祭12にて初の最優秀賞、全国大会推薦となる。
「珈琲も淹れられない」
カランコロン。
とある平日、
帰りがけに喫茶店に寄った。
サラリーマンらしき2人とすれ違う。なにやら珈琲について話しながら店を後にした。
一杯の珈琲を注文する。
北海学園大学演劇研究会が送る!
ドタバタ!!ハチャメチャ??ハートフル?!コメディーーーー!!
原作:村上和駿
作・演出:田中舞奈
出演:藤原雫、畠山実希、縁もえか、橋本快斗
演出助手:笹田梨々香、三井陸也
照明:山崎敦大
音響:田中舞奈
協力:津田久美子
B-2 劇団Noble
What's 劇団Noble?
藤岡侑真と霜村想によって結成されたユニット。団体名を決める打ち合わせがトリキで深夜まで行なわれた。結局なにも出てこなさすぎて鳥貴族から名前をもらって劇団Nobleになった。
「晩餐」
私たちは、祈ることしかできない。
作:上都加代(きまってきまぐれ)
演出・照明:霜村想(劇団Noble/きまってきまぐれ)
助演出:屑屋あず
出演:藤岡侑真(劇団Noble/劇団わに社)
出演:新美友唯(名城大学劇団「獅子」)
衣装小道具:みしまみほ
音響:稲澤至恩
照明オペレーター:月島くもり(愛知淑徳大学演劇研究会「月とカニ」)
C-1 劇団烏龍茶
What's 劇団烏龍茶?
九州大学芸術工学部の学生有志で2021年に結成された。普段は弊学部の演劇部で活動する。メンバーは総勢25人だが、その8割の人材は裏方として活躍しているため、強いバックアップのもと活動できている。裏方は班制度で、舞台・小道具・衣装・映像・音効・照明・情宣・制作の8班あり、団員は全員どこかに所属している(班を掛け持ちすることもしばしば)。劇団名が「烏龍茶」なのは、団員の目の前に烏龍茶があったから。ちなみに弊劇団のDiscordサーバーのアイコンは麦茶。
「くだらない」
日常が終わる。それは怖いことのようで、何気ないことのようでもある。いずれ隣人になる人々による、ありふれた日常譚。
脚本・演出:首藤誠人
出演:室山理奈、山田杏奈、米德優里恵
音響:加藤槙之助
照明:髙原なつき、大塚眞浩
C-2 劇団イン・ノート
from 東京学生演劇祭
What's 劇団イン・ノート?
2019年春に明大文学部2年(当時)芝原れいちと横山大朗によって結成される。それぞれが執筆を行い、アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F)にてオリジナル作品を上演する。2020年2月の第3回公演以降、中川大喜が加入。役者の生の身体や台詞によって劇を立ち上げ、観客を巻き込んで盛り上がるエンターテイメント性の高い作品を目指す。
2019年5月に芝原れいち作・演出による「プラチナ・ムーン・パーティー」で旗揚げ。豪華客船で巻き起こるシチュエーションコメディを抽象舞台、身体表現などの演出方法を交えて上演。
2019年12月は第2回公演となる「賢者会議」(作・演出 横山大朗)を上演。アダルトサイトの架空請求に悩む男子高校生たちの会話劇を軸にギミックやネタ性、ストーリー展開で魅せる作品となった。
第3回公演は2020年2月「願はくは、花の下にて」(作・演出 芝原れいち)で野田作品をモチーフに、複数の時代が交錯して物語が進む複雑なプロットや役者の熱量を最大限に表現する演出を実現。延べ325名を動員した。
中川大喜(明治大学2年)は第3回公演にキャストとして参加。以降、活動を共にする。
第4回公演では劇団初の外小屋、下北沢のOFF・OFFシアターにて第1回公演の再演となる「プラチナムーン・パーティー」をほぼ役者を入れ替えて上演。コロナ禍での配信公演も行った。
第5回公演「未来は僕らの手の中」(作・演出 芝原れいち)では引き続きOFF・OFFシアターにて、素舞台での演出に挑戦し、音響や照明を駆使し、演者6名の身体表現や会話、演技力で作り上げる作品となった。
第6回公演では劇団員である中川大喜が、イン・ノートで初めての作演出を務めた「家族の時間」を上演した。平成を舞台にある家族の中で誕生した新しい命の名前を決めることをゴールに痛快コメディを作り上げた。
そして、9月には東京若手演劇祭2021に参加。第2回公演「賢者会議」を劇団員の横山・芝原がリメイクし、高校生たちの"普通の一時"を抽象舞台によるストーリー展開で表現した。結果、観客賞と審査員賞をダブル受賞し、3月に行われる全国大会への出場権を獲得した。
第7回公演は、2021年10月「海賊の時間」(作・演出 芝原れいち)を上演。第6回公演の「家族の時間」で演出された会議設定を引継ぎ、舞台を変えて船の中で巻き起こる海賊たちの一晩の会議をリズミカルに淡いラストで締めくくる形で描いた。
そして2022年1月には、第1~3回公演の上演劇場であるアートスタジオに戻り、劇団初の既作、野田秀樹「赤鬼」(演出 芝原れいち)に挑戦した。アートスタジオの広い空間を利用し、素舞台、そして囲み舞台で、身体表現を駆使し、イン・ノートオリジナルの「赤鬼」を作り上げた。
現在は、下北沢を拠点に活動を行っている。
3月には第8回公演、及び第7回全国学生演劇祭への出場も決定している。
「賢者会議」
合唱コンクール2週間前の放課後。
教室から染み出す無数の歌声が、学校全体に溶け出して消えていく。
その声もわずかに届かない北校舎2階の隅っこのトイレ。
男子高生3人組と、女子高生2人
たまたま居合わせたトイレの中で何気ない会話が始まる。
いつでも、どこにでも、ありそうで
あの時、あの場所、にしかなかった普通の一時
出演:橋本彩、岩瀬未央、小林雅人、代市圭吾、芝原れいち
舞台監督:顧儀禕
演出助手:謝凱宇
照明:矢作直之、謝凱宇
音響:横山大朗、矢作直之
制作:高橋奏、芝原れいち
広報:謝凱宇
D-1 劇団しろちゃん
from 札幌学生対校演劇祭
What's 劇団しろちゃん?
北海道大学公認の演劇サークル。常に80人以上もの団員が在籍している。そんな数の暴力(的勢い)と、培われた技術と叡智で作られた劇は観る人を魅了してきた。コロナ禍においても、配信公演をはじめとした様々な企画を実施し、火を絶やさないおもしれえ集団。
「曲がったハハハハの人々」
「真夜中のバーバー」を営む父親を殺されてしまった娘が探偵に依頼してくるところあたりから物語は始まって、探偵はプロポーズする直前に浮気がばれて振られてしまって、それをけしかけた彼の秘書をたぶん、おそらく探偵はクビにするのだろう。みんな、なんだか可笑しい、曲がったハハハハの人々。
脚本演出:林蒼真
出演:白石光、小岩井周作、今藤夕希、金澤龍汰郞、伊藤優生菜
舞台道具:正田篤世、寺井ひまり、北村遥
音響:谷内夏輝、朝木結莉
照明:今野はる陽
映像:出村和己
制作:堀井陽依
舞台監督:上田純平
D-2 演劇企画モザイク
What's 演劇企画モザイク?
「見てはいけない でも見たい」をコンセプトに、同志社大学の学生を中心として結成した演劇企画。コンプライアンスや既成概念の外側にある世界を見せつける。
「大山デブコの犯罪」
原作 寺山修司
あたしは死んだ⼥です
美しい⾁体を夢⾒ながら裏切られた⼥
⼤⼭デブ⼦はあたしです
これはあたしの
復讐の物語です
原作:寺山修司
企画・演出:小倉杏水
出演:岩越、木村美月、タヌ、とりあえずナマ、パッションまさのり、村側晃太郎、目に入れたら痛い、山田世紀末、ゆめみがち、ルララM吉
■ももち会場
公募によって、各地から集まった好き物たち。
参加団体
独尊式実行委員会 from福岡
劇団焚火 from福岡
即席ユニットちりあくた from福岡
プライムモンキーズ from福岡
りんかく線 from愛媛
ギムレットには早すぎる from福岡
関口真生 from東京
ノラ from京都 ほか
スケジュール
coming soon
チケット
入場・閲覧・観劇すべて無料。
会場
ももちパレス(福岡県福岡市早良区百道2-3-15)
第7回全国学生演劇祭 in 福岡
期間と会場:
2022年3月3日(木)〜6日(日)
ぽんプラザホール(福岡県福岡市博多区祗園町8-3)
2022年3月2日(水)〜4日(金)
ももちパレス(福岡県福岡市早良区百道2-3-15)
第7回特設ホームページ
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