ミュージカル「17 AGAIN」鳥栖市民文化会館

2021年6月18日(金)〜20日(日)、佐賀県鳥栖市の鳥栖市民文化会館にて、ミュージカル「17 AGAIN(セブンティーン・アゲイン)」が上演されます。

鳥栖市民文化会館の所在地は、佐賀県鳥栖市宿町807−17です。
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ミュージカル「17 AGAIN」は、大ヒットを記録した人気映画のミュージカル化で、日本での上演が、世界初演となります。

また今回、竹内涼真さん初舞台・初ミュージカルに挑みます。

ミュージカル「17 AGAIN」鳥栖市民文化会館

左から)竹内涼真さん、ソニンさん、エハラマサヒロさん、桜井日奈子さん、福澤希空さん(WATWING)、有澤樟太郎さん、水 夏希さん
ミュージカル「17 AGAIN」鳥栖市民文化会館

ミュージカル『17 AGAIN』稽古場映像ミュージカル

『17 AGAIN』 鳥栖公演

ミュージカル『17 AGAIN』出演者インタビュー動画

[INTRODUCTION]


「セブンティーン・アゲイン」(原題:17 AGAIN)は、アメリカで製作されたコメディ映画。
「ハイスクール・ミュージカル」シリーズのザック・エフロンが主演し、全米では2009年4月17日に公開され、全米初登場1位を記録した(日本では同年5月16日公開)。
その後、映画会社主導によりミュージカル化。
負け組として、人生を甘んじて受け入れていた35歳の男が、バスケットボールのスター選手だった17歳の頃の姿に戻り、もう一度人生をやり直そうと奮起する姿を描いたコメディー・ドラマ。
翻訳・演出を手掛けるのは近年ますます注目を集めている、谷賢一。
出演には、今回が初舞台となる竹内涼真をはじめ、ソニン、エハラマサヒロ、桜井日奈子、福澤希空(WATWING)、有澤樟太郎、水夏希 他、様々なバックグランドを持つ実力派キャストが集結。

エネルギッシュなポップ・ロック曲に乗せてお贈りする、エンターテイメント作品!

[STORY]

主人公マイク(竹内涼真)はハイスクールバスケットボールのスター選手。
有名大学のスカウトが見守る試合で、いつものプレイさえすれば、華々しい未来が待っているはずだった。
ところが、恋人スカーレット(ソニン)の妊娠を知ったマイクは、すべてを捨てて彼女と人生を共にすることを決意する。
しかしその後、35歳になった2人の結婚は破綻、仕事もうまくいかず、娘のマギー(桜井日奈子)と息子のアレックス(福澤希空)からは負け犬呼ばわり。
家を出て親友ネッド(エハラマサヒロ)の家に転がり込むが、ある日不思議な現象に巻き込まれて17歳の頃の姿に戻ってしまい、子供たちと同じハイスクールに通うことに。
マギーの彼氏スタン(有澤樟太郎)の存在や、息子がいじめられている光景を目の当たりにし、ショックを受ける。
一方マイクの父親代わりを務めることになったネッドは、マスターソン校長(水夏希)に一目惚れしてしまい…。

果たしてマイクは、人生で一番輝いていた頃の自分を取り戻し、家族を再生することができるのか──?

ミュージカル「17 AGAIN」鳥栖市民文化会館

[出演]

竹内涼真、ソニン、エハラマサヒロ、桜井日奈子、福澤希空(WATWING)、有澤樟太郎、水 夏希、角川裕明、安田カナ、大原研二、岡田治己、小原悠輝、鯨井未呼斗、長澤仙明、松谷 嵐、松村桜李、熊澤沙穂、坂口杏奈、佐藤彩香、中西彩加、町屋美咲、森 莉那(五十音順)

[作・演出]

脚本:マルコ・ぺネット
作曲・作詞:アラン・ザッカリー&マイケル・ウェイナー
翻訳・演出:谷 賢一
訳詞:高橋亜子
音楽監督:長谷川雅大
美術:土岐研一
照明:原田 保
音響:山本浩一
衣裳:及川千春
ヘアメイク:宮内宏明
歌唱指導:林 絵理
振付:AKIHITO
稽古ピアノ:亜久里夏代
演出助手:河合範子
舞台監督:幸光順平

[出演者コメント]

■竹内涼真さん

ミュージカルを観るのは好きなのですが、自分がやると決まったときは、何から始めればいいんだろう…という感じでした。『17 AGAIN』はまだ舞台化されていない作品なので、最初にやらせていただきます、すみませんという気持ちもありますが、がむしゃらにやるしかないですね。不安はありますが死に物狂いで稽古して、お客様の前で自分も楽しめるように、しっかり準備をしたいと思います。

既に歌とダンスのレッスンを始めているのですが、普通に歌うのとは全く別物で、歌ですが台詞なので、メロディに乗せて表現するというのが本当に難しいです。ダンスは初めてで、楽しいのですが全く思い通りにはいかないので、終わったあとは毎回ヘトヘトです。この作品は家族の絆が描かれていて、最後がハッピーエンドで終わるところが好きです。主人公が17歳の姿になるというファンタジー要素も面白いですし、今回僕は17歳と35歳の二役を演じるのですが、17歳に戻っても中身は35歳のままというところが、一番楽しみです。

共演者は、桜井さん以外の皆さんとは初めてです。映像とはまた違った濃密な期間を過ごすことになると思うので、ドキドキしています。舞台を終えた後、たぶんいま自分が想像しているものとは全く別の感覚や気持ちになると思うので、それも楽しみです。とにかくお客様に面白いと言っていただける作品にしたいと思っています。

■ソニンさん

今日本が世界初演になることはすごく光栄なことですし、気合が入ります。

主人公のマイクは17歳の姿に戻りますが、私が演じるスカーレット役はリアルタイムの時系列で、今の状況を変えようとしています。最終的に二人と家族が、幸せの形に戻っていく。若い方から大人までほっこり心が満たされるような温かい作品になるんじゃないかなと予想しています。

スカーレットは世代特有の悩みだったり、愛情、温かさをプラスできるような立ち位置にいければと思っています。竹内さんは映像でしか拝見したことがないのですが、誠実なイメージです。17歳に戻った時にどんな感じで演じられるのか私も楽しみにしていますし、相手役としていい具合にサポートしつつ、刺激をもらいつつ、お互いに高めあえたらと思っています。この作品の音楽はニューミュージカルだなという印象です。映画は10年以上前ですが、今の新しい世代に作られた音楽という感じを受けました。

キャストもすごくバラエティ豊かですし、色んな客層のお客様が来てくださるのではないかと思っています。とにかくエンタメとして楽しんでいただける作品ですし、ぜひ楽しみに劇場に足を運んでいただければと思っております。

■エハラマサヒロさん

オタクで大富豪で、マスターソン校長に強烈に惹かれて猛プッシュするという、面白く作れそうな要素がいっぱい揃っている役なので、わくわくしています。

共演者の方は全員初めてです。錚々たる面々で、めちゃめちゃビビっていますが、ソニンさんは舞台で何度も拝見していて色々学ばせていただきたいと思っていた方ですし、竹内さんは10歳になる長女が初めて好きになった芸能人の方で。だからこの舞台に出ることでパパの株が上がります(笑)実年齢は11歳も差がありますが親友役なので、本当に親友になれたらすごく嬉しいなと思っています。人間は常に後悔ばかりしてしまいがちですけれども、このお話を見てほっこりした気分で、やっぱ自分は間違ってなかったな、これからも楽しいことを見つけて生きていこうと思ってくれる人が増えたら嬉しいなと思っています。少しでも元気になりたい方はぜひ劇場に来ていただければと思います!

■桜井日奈子さん

ミュージカルに出演させていただくのは初めてです。あまり構えず、のびのびと演じられたらと思います。私の演じるマギーは大反抗期。私も反抗期が比較的長くあったので、共感できます。子供は親が心配するより実は大人で、傷ついたりすることも成長であって…ということを、父親であるマイクが子供たちと一緒の学校に通うことになって、近くで見ることになる。だけど、ついつい守ってあげたくなっちゃう親の気持ちって温かいですよね。竹内涼真さんとはデビュー当時ドラマでご一緒したことがあります。どんなパパになるのか本当に楽しみです。『17 AGAIN』は皆様を、きっと楽しい世界に連れていってくれる作品だと思うので、絶対観に来てください!私も一生懸命頑張りたいと思います。

■福澤希空さん

出演が決まったときはWATWINGのメンバーと一緒にいたので、皆で盛り上がりました。ミュージカルに出演するのが初めてなので緊張もありますが、わくわくしています。歌のレッスンを始めていますが、最初の1時間はずっと筋トレ(笑)これまで歌ってきた歌とは、必要になる声量が全然違うので、基礎から学んでいます。原作の映画を見て、恋愛模様にわくわくどきどきしました。アレックス役は大人しくて自分に自信がなくて受け身、自分と結構似ているところがあります。主人公のマークと出会ってからの成長を見ていただきたいです。竹内涼真さんは事務所の先輩でもあるので、共演させていただけることが嬉しいです。パパ役なので、抱っこしてもらいたいです!(笑)人生の選択に悩んだとき、本当に大事なものはどっちかということが作品のテーマなのかなと思っています。ぜひ劇場まで足を運んでいただきたいです。

■有澤樟太郎さん

ザック・エフロンがめちゃくちゃ世代なので、人気作の舞台化に出演できて光栄に思います。しかも世界初演ということで、スタンをミュージカルで演じるのは僕が初めて、緊張します。こういう時期なので、ハッピーでポジティブな作品を届けられことも嬉しいです。スタンは典型的ないじめっ子ですが、ハイスクールのキングで、それでもどこか愛らしく、慕われている理由も分かります。ソニンさんとは中止になってしまった公演でご一緒していて、稽古中だけでもいろいろな事を学ばせていただいた素晴らしい女優さんです。竹内涼真さんはアスリートのような強さとカッコ良さを兼ね備えた役者さんというイメージで、この作品にピッタリだと思っています。竹内さん演じるマークと張り合うシーンがあるので、そこは正々堂々とやり合わなければと、すごいプレッシャーを今から感じています。刺激だらけの稽古場になると思うので、観ているお客さんにもビビッと来る刺激を与えられるように頑張ります。劇場でお待ちしております。

■水 夏希さん

今回の役は、宝塚退団後の役の中で一番得意分野なんじゃないかという感じがします。規則に厳しい校長先生だけど、プライベートでは結構マニアックな世界が好き。今から楽しみなのですが、ファンタジーの世界にのめり込むというのは私の人生にはないので、研究が必要かなと思っています。演出の谷さんとはご一緒させていただいたことがあるのですが、共演者は皆さん初めて。相手役のエハラさんは芸人さんなので、タイミングや間、空気感みたいなものを勉強させていただきつつ、いいコンビネーションを作れたらと思っています。ソニンさんは舞台を拝見するたびに素敵だと思っている方なので、作る過程でご一緒できるのが楽しみです。竹内さんは爽やかでイケメンで何でも揃っているイメージですが、舞台の稽古期間が長いので、新しい一面を垣間見ることが出来るのではと楽しみにしています。人生でうまくいかないことがあってもきっと全ては必然で、今、これでいいんだと思えるような、じんわり心が温まるような舞台になると思います。劇場で楽しんでいただきたいです。

ミュージカル「17 AGAIN」鳥栖市民文化会館

[翻訳・演出:谷 賢一さんコメント]

この物語の主人公・マイクは30代も半ばに差し掛かり、自分の人生はこれで良かったのか? 他にもっとやれたことがあったんじゃないか? やり直したらどうなるだろう? そんな考えに囚われ、願い、夢想するうちに、本当に17歳に若返ってしまい、再び17歳を――”17AGAIN”――生きることになります。そして人生に本当に必要なものは何なのか、探し始めます。 つまりこの物語には30代半ばの中年の悩みと17歳の青春の悩みが同居し、重なり合い、主演の竹内涼真さんは中年と青春、二つの人生を生きることになります。人生も折り返しを迎える30代半ばに、人生のあり得たかもしれない可能性について考えてしまうというのはよくある・そしてよくわかる話ですし、17歳という「まさにこれから」、自由な人生がひらけて待っている年代にぶつかる希望と葛藤は誰しもが身に覚えがあることでしょう。 質の高い音楽と斬新な感性の振付に力を借りて、全力で悩みにぶつかるマイク=竹内涼真さんの姿には、必ずや共感するところがあるはずです。劇場で共に体感して頂ければ幸いです。

【プロフィール】
谷 賢一(作家・演出家・翻訳家)
1982年、福島県生まれ。千葉県育ち。明治大学演劇学専攻、ならびにイギリス・University of Kent at Canterbury, Theatre and Drama Study にて演劇学を学んだ後、2005年劇団DULL-COLORED POP を旗上げ。ポップでロックな創作スタイルで脚本・演出ともに高い評価を受ける。2013年、『最後の精神分析』の翻訳・演出にて第6回小田島雄志翻訳戯曲賞、文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2016年、セゾン文化財団ジュニア・フェローに選出され現在に至る。 2019年、3世代、3つの家族を通して、福島県と原発の歴史を3部構成で描いた『福島三部作』を一挙上演し10,000人を動員。本作で第64回岸田國士戯曲賞、第二部『1986年:メビウスの輪』にて第23回鶴屋南北戯曲賞を受賞。2020年には作・演出・出演の完全一人芝居『アンチフィクション』を上演。一方で劇団外の活動も活発に行っており、海外演出家とのコラボレーション作品も脚本や演出補として数多く手がけている。 主な作品に『人類史』(2020/作・演出)、『チョコレートドーナツ』(2020/翻案・脚本)、『エブリ・ブリリアント・シング』(2020/翻訳・演出)、『光より前に~夜明けの走者たち』(2018/脚本・演出)、『三文オペラ』(2018/演出・上演台本)、『白蟻の巣』(2017/演出)、『わたしは真悟』(2016/脚本)など。

ミュージカル「17 AGAIN」鳥栖市民文化会館

鳥栖市民文化会館
ミュージカル「17 AGAIN(セブンティーン・アゲイン)」


公演日程
2021年6月18日(金)14:00
2021年6月19日(土)12:00/17:00
2021年6月20日(日)12:00/17:00
会場:鳥栖市民文化会館 大ホール(佐賀県鳥栖市宿町807−17)
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<アクセス>
◉JR九州新幹線「博多駅〜新鳥栖駅」/約12分
◉JR鹿児島本線「博多駅〜鳥栖駅」/約22分〜30分
※最寄駅までの所要時間は、時間帯や乗車車両によって異なりますので、再度ご確認ください。
※最寄駅からは徒歩(約19分)またはバス、タクシーをご利用ください。
料金:
S席 13,000円 A席 9,000円 B席 6,000円
※全席指定・税込
※未就学児入場不可
※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
※やむを得えない事情により、出演者並びにスケジュールが変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
※本公演は、政府・地方自治体のガイドラインに基づき、感染症対策を十分に行った上で、通常配席で販売いたします。
発売日
インプレサリオON-LINE先行発売
2021年3月6日(土)12:00~
<先着順・座席指定可>
◆一般発売日
2021年4月3日(土)10:00~
プレイガイド
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インプレサリオON-LINEチケット
ローソンチケット(Lコード:82776)
イープラス
鳥栖市民文化会館:0942-85-3645(9時~17時/火曜日休館)
主催:RKB毎日放送/インプレサリオ/鳥栖市/鳥栖市教育委員会/鳥栖市文化事業協会
企画制作:ホリプロ

お問合せ:インプレサリオ(092-985-8955)
インプレサリオWEBサイト


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