10/15(土)から11/20(日)までの期間、中洲川端駅近くの福岡アジア美術館で「THE 世界名作劇場展~あの日の感動がよみがえる、ラスカル、パトラッシュ、トム・ソーヤー ~」が開催されます。


本展は1975年から制作された「世界名作劇場」シリーズが40周年を迎えたことを記念して、制作スタジオ・日本アニメーションが保有する制作資料や原画など約300点を一般公開する展覧会です。


映像や立体物などもあり、本展覧会で初公開となる貴重な制作資料を拝見することができました。


●キャラクター設定の原画約100点展示。

アニメづくりの基盤ともいえるキャラクター設定の原画を初公開。
今では貴重なセル画、放送当時の懐かしいグッズなども展示。


●宮崎駿氏直筆の「赤毛のアン」レイアウト約30点展示。

高畑勲氏が演出・脚本を、場面設定を宮崎駿氏が担当した、世界名作劇場の第5作目「赤毛のアン」。一般公開は初となる当時のレイアウト原画を一挙公開。


●森やすじ氏、遠藤政治氏のイメージボードや初期スケッチ展示。

アニメーションの企画段階ならではのアイデアが満載のイメージボード。「フランダースの犬」をはじめ初期のラスカルなどの貴重なスケッチなど。


●井岡雅宏氏、椋尾篁(むくおたかむら)氏による背景美術の世界。

世界各地の様々な国や地域、登場人物の生活までも鮮やかな色彩で描き、数多くの名シーンを支えてきた背景美術。美術監督が手掛けてきた背景画を多数展示。


会場には「赤毛のアン」の「アンの窓辺」で写真撮影できるスポットやこれまで日本アニメーションが手がけた企業CM、キャンペーン映像のディスプレイ、テレビ25周年「ちびまる子ちゃん」のコーナー、 うっかりペネロペ」の絵本の世界のコーナーもありました。

展覧会限定のオリジナル商品の販売もあります。


「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」「あらいぐまラスカル」「赤毛のアン」「小公女セーラ」「ロミオの青い空」、そして「未来少年コナン」。

懐かしかったです。


アニメーションの礎を築いた職人たちの世界をぜひお楽しみください。


THE 世界名作劇場展:福岡アジア美術館

http://faam.city.fukuoka.lg.jp/exhibition/detail/399


THE 世界名作劇場展:日本アニメーション

http://www.nippon-animation.co.jp/news/information/4397/





















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