
2017年3月24日(金)〜4月17日(月)まで、福岡市中央区天神のイムズのB2F
のイムズプラザで、手ぬぐいアート展Vol.2「あっぱれ滝桜!」が開催されます。
てぬぐいアート展は昨年に続き2回目で、日本最古の綿布商であり、自らを"テヌグラファー"と称される細辻伊兵衛(ほそつじいへえ)さんがプロデュースする"テヌグラフ"の展示会で、イムズプラザ中央部のメイン展示では、全
72本(昨年のてぬぐいアート展では16本)、全長約1300m
の桜を染めたてぬぐいの反物で、立体的に「滝桜」を演出しています。
※昨年のてぬぐいアート展の様子はこちら。
▼イムズで「京都[永楽屋400年]14 世・細辻伊兵衛てぬぐいアート展」開催。「ガイヤの夜明け」で紹介されたアート作品。
http://fukuokano.net/event/13921518.html
会場に登場された細辻伊兵衛さんの衣装は、向かって右側がザビエル、向かって左側が信長公の「信エル/ザビ長」で、この衣装をデザインされたのは、小林幸子さんの紅白衣装や市川猿之助さんのスーパー歌舞伎、パリ・オペラ座などで衣装を製作された衣装作家の桜井久美さんとのこと。
スカート部分はてぬぐいを使用しているそうです。
会場ではてぬぐいの販売も行われ、144種類を展示しているそうです。
ワークショップやトークショーなど関連イベントも開催されるので、公式サイトをご覧になってみてください。
▼イムズ:てぬぐいアート展Vol.2「あっぱれ滝桜!」
http://www.ims.co.jp/special/1703tenugui/
会期中は12Fのレストラン&カフェフロア「
Terrassa」も、てぬぐいアートで装飾されています。
■14世・細辻伊兵衛(ほそつじいへえ)
織田信長の御用商人を経て、屋号を付与され京都で創業した老舗に、1991年結婚を機に永楽屋へ入社。1999 年、14世・細辻伊兵衛を襲名。403年の暖簾を守るため、様々な事業改革に取り組み、海外製に圧されている業界に一石を投じる。てぬぐいブームの火付け役であり、日本のてぬぐいをアートの域へと昇華させたことで注目を集めると同時に、江戸時代の図案も現在に復刻させるなど経営手腕と新たなブランド価値の創造は海外でも広く評価され、大胆な衣装に身を包み、てぬぐいを広める伝道師・テヌグラファーとしても様々な作品を世に送り出している。英国「国立ヴィクトリア &アルバート博物館」のミュージアムショップからの要望で永楽屋のてぬぐいを販売中。
▼永楽屋