2023年8月2日(水)と3日(木)の2日間、映画「キングダム 運命の炎」に出演する山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさんが、札幌・福岡・大阪・名古屋で、日本列島を縦断する全国舞台挨拶ツアーが行われました。
本記事は、そのレポート記事です。
■漫画「キングダム」について
時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)は、2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在までに単行本は69巻まで刊行され累計発行部数9900万部(2023年7月時点)を記録。
■映画「キングダム」について
その壮大なスケールから映像化は不可能と長らく言われてきた中、2019年に公開した映画『キングダム』、2022年公開の『キングダム2 遥かなる大地へ』がそれぞれその年の邦画実写映画No.1を獲得する大ヒット。
そして、シリーズ史上最も泣けるエピソードを描く第3弾『キングダム 運命の炎』は、7月28日(金)に全国510館(IMAX:49館/4D:78館/DOLBY CINEMA:7館を含む)にて公開となりました。
公開から3日間のオープニング観客動員数が本年度の実写映画(邦画・洋画含む)でNo.1という華々しいスタートを切った本作。
3日間の成績は、前作対比103%、前々作対比152%を記録するなど、シリーズ史上最高の出だしを飾りました。
8月2日(水)までの6日間で観客動員数108万人、興行収入15.4億円を突破。
アンケートによると、映画の満足度は94.6%(東宝調べ)と高い数値を示しており、SNSでも「凄すぎて言葉にできない」「紫夏編、泣かずにはいられない」「百人将の信の檄に震えた…!」など、シリーズ史上最も泣ける本作に感動の声が多く上がっております。
まさに今年の夏を彩る作品となった本作ですが、大ヒットの感謝を直接伝えるべく、映画『キングダム』シリーズ史上初となる全国キャンペーンを実施されました。
山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさんが、札幌・福岡・大阪・名古屋の4大都市に登場しました。
2日間の総移動距離は約3,230km、全国4,000人のお客様を魅了しました。
■映画「キングダム 運命の炎」札幌・福岡・大阪・名古屋で舞台挨拶ツアーの概要
[01]2023年8月2日(水):キャンペーン1日目「札幌」
キャンペーン1日目となる8月2日(水)、最初に降り立ったのは北海道。
山﨑賢人さんと大沢たかおさんが札幌シネマフロンティアで行われたキャンペーンツアーの開幕となる舞台挨拶に登場しました。
約500名のお客様の間を通り、大歓声の中登壇。
山﨑さんは「北海道に来れて嬉しいです、劇場に足を運んでくださってありがとうございます! 天下の大将軍になるまでやりたいと思ってたので3作目ができて嬉しいです!」と初めての地方キャンペーンに喜んだ様子。
大沢さんは「今作で3作目になりますが、1.2を超える想いで精いっぱい撮影したのですが、楽しめましたでしょうか」とファンとの交流を図り、「北海道は仕事で来ることが多く、来たときは美味しいもの堪能したりしてますが、真冬に来たことがないのでいつかちゃんと雪まつりに行ってみたいです」と北海道への想いを交えながら語りました。
ここで事前に公式SNSで募集した質問から「自分にはできないかもと思うことがあった時どうやって気持ちを奮い立たせてますか」と聞かれると、大沢さんは「今回この役をいただいて漫画の王騎は人間を超えたような存在だったので、さすがにこれは自分でも無理かなと思いましたが、すぐにトレーニングを始めて盲目的にトレーニングして、プロテインも普通に飲むわけじゃなくてアイスクリーム、生クリーム、そこにシリアルを入れたものを1日3回飲んだりして、恐怖と隣り合わせになりながら20kgの増量をしました」と巷で話題となっているストイックな役作りのこだわりを語り、観客を驚かせました。
約30分間の舞台挨拶を終えた2人は、札幌の名所である時計台でフォトセッションを敢行。
全国4都市キャンペーンがついに始まり、山﨑さんは「地方を回って映画の魅力を伝えることはなかなかできなかったので、実施できて嬉しいです」と話し、大沢さんも「まだ一度もキングダムでは各地の皆様へご挨拶してなかったので、今回札幌から始まり、全国を回れてとても嬉しく思います」と3作目にして初の全国キャンペーンに喜びをあらわにしました。
[02]2023年8月2日(水):キャンペーン1日目「福岡」
息つく暇もなく、一行は札幌から福岡へ飛び、T・ジョイ博多で2回目となる舞台挨拶を実施しました。
福岡での思い出を聞かれると、山﨑さんは「原作の原先生の作業場にお亮(吉沢さん)と一緒に行かせてもらったことがあります。かなり貴重な経験をさせてもらったので、すごく思い出に残ってます」と語り、福岡から参戦した吉沢さんは山﨑のコメントを受けて「凄く貴重な経験でしたし、その時に王騎のフィギュアをいただいて未だに飾ってあります。あと、全然別の映画でも賢人とロケにきたりもしていて、福岡はいろんな思い出があるので好きです」と当時を回顧しながら笑顔で語りました。
公式SNSで事前募集した質問で「今作の一番好きなセリフはなんですか?」という質問に対して、吉沢さんは「素敵な台詞しかないんですが、やはり王騎の“コココココ”です。まさか実写で聞けるとは思ってもいなかったので、相当テンションが上がりました」と語り、実際に演じた大沢さんは「台本にもなかったのですが、ちょっとやってみたら現場が静かになってしまいました(笑)」と撮影秘話を語るなど、初めてのエピソードも飛び出し、大盛り上がりの中、舞台挨拶は終了。
この舞台挨拶は原作の原泰久先生も鑑賞しており、「今回、満を持して山﨑さん、吉沢さん、大沢さんが福岡まで来てくださって、地元にいる身としては非常に嬉しかったです。1作目の時は「実写化だ!」というワクワク感が、2作目の時は戦場のダイナミックさがありましたが、3作目となる『運命の炎』は前半「紫夏編」で感動して、後半の「馬陽の戦い」で盛り上がってと、さらに満足度の高い作品に仕上がっています。映画館の大きなスクリーンで『キングダム 運命の炎』を楽しんでいただけたらと思っています。」とコメントを寄せました。
[03]2023年8月3日(木):キャンペーン2日目「大阪」
キャンペーン2日目となった8月3日(木)、一行は福岡から大阪へと移動。
日本有数の大きなスクリーンと座席数を誇るTOHOシネマズ梅田からスタートしました。
山﨑さんは「今日は大阪の皆さんに会いに来ることができて嬉しいです。“ほんまに”ありがとうございます!」と関西弁を交えた挨拶を行うと、吉沢も「映画は楽しんでいただけましたか?俺も何か言いたいので、“なんでやねん”!」と、大沢さんは「“せやねんな~”。流れでやっておこうかなと思いまして(笑)朝からご覧いただき、ありがとうございます!皆さんに4年越しに直接顔を合わすことができてドキドキワクワクしております」とサービス精神たっぷりの挨拶。
そして、公式SNSに寄せられた質問から「夢を叶えるために最も大切なことは何か」と聞かれると、吉沢さんは「人に言うことです。言葉にすることによって具現化されるので、人に言うことで覚悟が決まるんです。」と話し、「これだけは負けない! 天下をとったぞ!」ということはあるか問われると、山﨑さんは「キングダムの撮影中だけは、“自分が世界で一番足が速い”と思って演じていました」と大迫力のアクションシーンを演じた信ならではの回答をしました。
続いて3人が訪れたのは、大阪名物の大阪城。
劇中で秦国の王宮で相対する信、嬴政、王騎がまさかの大阪城前にてフォトセッション。
[04]2023年8月3日(木):キャンペーン2日目「名古屋」
109シネマズ名古屋で実施した舞台挨拶で、吉沢さんは「今作は、1作目2作目に続いてファンの方々の期待が高まっている中、それを超えてさらなる傑作が生まれたと思っています。今までの圧倒的なスケールの映像だったりアクションはもちろん、濃厚なスト―リーの部分が熱く感動できる話に仕上がっていて、シリーズを通して原作の原先生が脚本として参加してくれていることが、ファンの方々にも響くものが生まれるなと思います」と自信をのぞかせました。
そして、2日間の全国キャンペーンを締めくくるのは、2000名を超えるのお客様を迎えた屋外トークイベント。
『キングダム』シリーズで行った野外イベントの中で最大スケールとなるこのイベントは、中京テレビ1号公園で実施されました。
会場に大きな黄色い声援が響き渡る中登場した 山﨑さんは「すごい! 圧倒されてます!」と多くの熱狂的なファンの方々に驚きを隠せない様子。
大沢さんは「暑い中待っててくださりありがとうございます。人が全然いなかったらどうしよう、と移動の車の中で思ってましたが、こんなに多くの方々が足を運んでくださって嬉しいです」と笑顔で語りました。
お互いの演じた役との共通点を聞かれると、吉沢さんは「賢人は、意外と自分の限界を知らないんだろうなと。人間なんとなく自分の限界がわかるけど、そういうのを平気で飛び越えて、お芝居に繋げている感じが物凄く信っぽいし、山﨑賢人にしかできない信がこの映画にいるなと思いました」と感慨深い様子で語りました。
最後に山﨑さんは「今日は、ありがとうございました! 信は、今回100人隊の隊長でしたが今日2000人以上の方々を見て、天下の大将軍の景色ってこんな感じなのかな、と思ってすごくパワーを貰えました」とここからも熱く盛り上がるキングダムに期待を寄せるコメント。
総移動距離約3,230㎞に及ぶ初の全国キャンペーンを終了し、この2日間を振り返って吉沢さんは「コロナがあったので何年かぶりにあれだけの声援をいただいて、思わず挨拶するのを忘れちゃうくらいテンションがあがりました」と喜んだ様子で、大沢さんは「本当に圧巻でしたよね、たくさんの方が待っててくださっていて。ずっとご挨拶できずここまできてたので、全国にご挨拶できたことを本当に嬉しく思います」と話しました。
山﨑さんは「普段こういう機会がなかったので凄く怒涛でしたが各都市の方みんな温かくて熱があって、応援してくれてるんだなと思うとキングダムの魅力をもっと届けられたらなと思いました。楽しかったです!」と興奮冷めやらぬ様子で語り、 “中華統一”ならぬ“日本統一”を確信した様子でした。
■原泰久先生コメント(全文)
今回、満を持して山﨑さん、吉沢さん、大沢さんが福岡まで来てくださって、地元にいる身としては非常に嬉しかったです。
映画館にお越しいただいた(ファンの)皆さんも大興奮されていました。
おかげ様で『運命の炎』はシリーズNo.1スタートを記録しました。
劇場に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございます。
過去2作を経てなお、キャストの皆さん・関係者の皆さんの作品作りへの情熱と集中力はより高いものとなっております。
その結果が、今回の数字につながっているのだと思います。
1作目の時は「実写化だ!」というワクワク感が、2作目の時は戦場のダイナミックさがありましたが、3作目となる『運命の炎』は前半「紫夏編」で感動して、後半の「馬陽の戦い」で盛り上がってと、さらに満足度の高い作品に仕上がっています。
まだまだ映画は始まったばかりです。
一人でも多くの方に、映画館の大きなスクリーンで『キングダム 運命の炎』を楽しんでいただけたらと思っています。
よろしくお願い致します。
全軍前進! 夏のキングダム全国舞台挨拶ツアー
2023年8月2日(水)
札幌
舞台挨拶(※上映後)
時間:11:55~12:25(30分間)
場所:札幌シネマフロンティア スクリーン5(キャパ541席)
登壇者:山﨑賢人さん・大沢たかおさん
“日本統一”フォトセッション
場所:札幌時計台前
登壇者:山﨑賢人さん、大沢たかおさん
福岡
舞台挨拶(※上映後)
時間:18:15~18:45
場所:T・ジョイ博多 スクリーン8(キャパ323席)
登壇者:山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさん
“日本統一”フォトセッション
場所:福博出会い橋
登壇者:山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさん、原泰久さん
2023年8月3日(木)
大阪
舞台挨拶(※上映後)
時間:12:20~12:50
場所:TOHOシネマズ梅田 スクリーン1(キャパ733席)
登壇者:山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさん
“日本統一”フォトセッション
場所:ランドマークスクエア大阪
登壇者:山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさん
名古屋
舞台挨拶(※上映後)
時間:18:20~18:50
場所:109シネマズ名古屋 スクリーン7(キャパ407席)
登壇者:山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさん
トークイベント
場所:1号公園
登壇者:山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさん
■映画「キングダム 運命の炎」ストーリー
500年にわたり、七つの国が争い続ける中国春秋戦国時代。
戦災孤児として育った信は、亡き親友と瓜二つの秦の国王・嬴政と出会う。
運命に導かれるように若き王と共に中華統一を目指すことになった信は、「天下の大将軍になる」という夢に向けて突き進んでいた。
そんな彼らを脅威が襲う。
秦国に積年の恨みを抱く隣国・趙の大軍勢が、突如、秦への侵攻を開始。残忍な趙軍に対抗すべく、嬴政は、長らく戦から離れていた伝説の大将軍・王騎を総大将に任命する。
決戦の地は馬陽。
これは奇しくも王騎にとって因縁の地だった…。
出撃を前に、王騎から王としての覚悟を問われた嬴政が明かしたのは、かつて趙の人質として深い闇の中にいた自分に、光をもたらしてくれた恩人・紫夏との記憶。
その壮絶な過去を知り、信は想いを新たに戦地に向かう。
100人の兵士を率いる隊長になった信に、王騎は『飛信隊』という名を授け、彼らに2万の軍勢を率いる敵将を討てという無謀な特殊任務を言い渡す。
失敗は許されない。
秦国滅亡の危機を救うため、立ち上がれ飛信隊!
映画「キングダム 運命の炎」
公開日:2023年7月28日(金)
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉・原泰久
音楽:やまだ豊
出演:山﨑賢人、吉沢 亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、杏、山田裕貴、髙嶋政宏、要 潤、加藤雅也、高橋光臣、平山祐介、片岡愛之助、山本耕史、長澤まさみ、玉木 宏、佐藤浩市、大沢たかお
原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
ⓒ原泰久/集英社 ⓒ2023映画「キングダム」製作委員会
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