2019年9月6日(金)より、映画「SHADOW/影武者」が全国ロードショーとなります。
映画『SHADOW/影武者』9/6(金)公開/本予告90秒
[STORY]
時は戦国時代、一人の影武者が、無謀な任務に挑もうとしていた。
彼の暮らす沛(ペイ)国が領土を、強大な炎国に奪われて20年。奪還を願う男たちの燃え上がる闘志を束ねる、頭脳明晰で武芸の達人の重臣・都督(トトク)の影武者だ。
影武者と都督、そしてその妻に騙されている若き王は、炎国と休戦同盟を結び、平和だが屈辱的な日々に甘んじていた。
だが、影武者は都督の命令に従い、炎国の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)に対決を申し込む。
都督は影武者に、自由と引き換えに、敵地での大軍との戦いを命じていたのだ。
都督の勝手な行動に怒り狂う王も、実はある作戦を秘めていた。
果たして、影武者を待つのは光か闇か、それとも──?
[INTRODUCTION]
自由と引き換えの無謀な任務
大軍が待つ敵地へと向かう影武者の運命は──
カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大国際映画祭で最高賞を含む数々の栄誉に輝き、『HERO』(02)と『LOVERS』(04)で、武侠アクションの一時代を築いたチャン・イーモウ監督。
2008年には北京オリンピックの開会式を指揮し、今や円熟期にして絶頂期を迎えたアジアを代表する巨匠が、「私は長い間、影武者についての映画を作りたいと思っていた。自分が本当に撮りたい物語と巡り合った」と高らかに宣言した最新作が遂に完成した。
アジアの実力派俳優で放つ「三国志」〈荊州争奪戦〉にインスパイアされた
武侠アクション・エンターテイメントの新たなる傑作!
都督とその影武者の一人二役には、『戦場のレクイエム』でスター俳優となったダン・チャオ。
そして今度は、そこから20kgの減量を果たし、刀傷から病んでやせ衰えたが、燃え上がる王位への野心と、関係を疑う妻と影武者への嫉妬を活力に暗躍する都督役に挑み、鬼気迫る存在感でスクリーンを圧倒する。
軟弱で意気地なしに見せて、本当は狡猾な沛国の王には、『グレートウォール』のチェン・カイ。
権力を巡る駆け引きのどんでん返しを、スリリングに演じた。
都督の忠実な家臣である田戦〈ティエン・チャン〉には、『鋼のピアノ』で東京国際映画祭最優秀男優賞を受賞した演技派俳優、ワン・チエンユエン。
「三国志」の〈荊州争奪戦〉をダイナミックにアレンジした脚本は、チャン・イーモウと新進女性脚本家のリー・ウェイ。
二人で書き上げた斬新なストーリーを撮影するにあたって、チャン・イーモウが「私自身も新しい美学を生み出し、体現しようと挑戦した」のが、数千年の歴史を誇る中国の水墨画からインスパイアされた光と影のグラデーションが織りなす映像。
『LOVERS』でアカデミー賞®と英国アカデミー賞にノミネートされ、全米批評家協会賞を獲得した、一流撮影監督のチャオ・シャオティンが、チャン・イーモウの監督生命をかけた初のチャレンジを完璧にサポートした。
さらに、チャン・イーモウはカメラマンという、自身の職人としてのルーツに戻り、視覚効果とCGをほとんど使わないことを決意し、リアリティ溢れる生身の戦闘シーンを作り上げた。
第75回ベネチア国際映画祭を熱狂させ、映画レビューサイトRotten Tomatoesで支持率"95%"(※5/31現在)をたたき出すなど、世界中で絶賛されたチャン・イーモウの集大成にして、武侠アクションの新時代を切り開く傑作エンターテイメントの誕生だ!
映画「SHADOW/影武者」
2019年9月6日(金)より全国ロードショー
監督:チャン・イーモウ
脚本:チャン・イーモウ、リー・ウェイ
出演:ダン・チャオ、スン・リー、チェン・カイ
配給:ショウゲート
2018年/中国/カラー/5.1ch/スコープ/中国語/116分/PG12/
原題:SHADOW
日本語字幕:樋口裕子
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