2018年4月16日(月)、福岡市博多区住吉のユナイテッド・シネマ キャナルシティ13にて映画「ラブ×ドック」の試写会が開催され、主演の吉田羊さん、鈴木おさむ監督が舞台挨拶を行いました。
映画「ラブ×ドック」は、「いくつになっても恋をしたい!毎日を楽しみたい!でも理想と現実がかみ合わない・・・。そんなあなたの恋愛を、遺伝子レベルで導く“大人のための”ラブコメ」です。
吉田さん:この映画で単独初主演を務めさせていただきました。ハッピーで楽しい映画となりました。
鈴木監督:久留米が生んだスター吉田羊さんといっしょにやってきました(笑)
ーー福岡は久しぶり?
吉田さん:お正月に帰りました。3ヶ月ぶりです。地元での舞台挨拶は感慨深いものがあります。とてもうれしいです。
鈴木監督:九州場所に毎年来てます。涅槃像がある南蔵院の近くの相撲部屋にお伺いします。あ、僕は土俵には上がりません(笑)
ーー出演のオファーについて
吉田さん:吉田羊主演で恋愛映画を撮ろうだなんて、おさむさん、勇気があるなと思いました(笑)。アラフォーの恋愛をファンタジーで包んで、おさむさんならでは楽しい映画になっていると思います。
鈴木監督:35歳すぎから3つの恋を描いた映画です。コメディセンスを持っている人が条件だったのですが、書き上げて、吉田さんだと思って、オファーしました。
ーー映画のビジュアルと衣装について
吉田さん:女性が好きな情報が満載だと思います。とくにイガリシノブさんのイガリメイクが素晴らしくて、いつもの吉田の2割り増しの可愛さだと思います(笑)。自分でもびっくりでした。
ーー吉田さんについて
鈴木監督:僕がいちばん観たい吉田羊さんが出ています。羊さん、おかあさん役も演じていますけど、日本の映画でアラサー、アラフォー向けの大人の恋愛映画がなくて、それができるのが羊さんだと思いました。僕的には、羊さんのストライクを作ったつもりの映画です。
ーー撮影について
鈴木監督:3回キスシーンがあります。僕の中で「キス大喜利」と呼んでいます(笑)。羊さんがどんなキスをしたら面白いかを考えました。他の撮影はすんなり行ったのですが、キスシーンはけっこうたいへんでしたね(笑)
ーー主人公の剛田飛鳥の魅力と恋愛について
吉田さん:彼女は、計算高く見えるけど、努力を重ねていて、それでいて、不器用で本能的で、自分の心に素直に生きているとてもチャーミングな女性だと思いながら、演じていました。「人生に無駄な恋はない」というセリフがあるのですが、私自身もそう思います。年をへて、恋愛をへて、ボロボロになるけど、自分を肯定して前向きに生きて行く彼女の姿は、清々しくてかっこいいと思います。
鈴木監督:「恋したもん勝ち」なんですよね。剛田飛鳥の人生がみなさんの背中を押してくれると思います。あと、映画の中で、浮気男の手の内を見せているところがあるのですが、「なんて映画を作ったんだ!」と男性のみなさんからは怒られます(笑)
またこの日は、4月25日に誕生日を迎える鈴木監督に、吉田さんからバースデーサプライズがありました。
ーー福岡のファンのみなさんへ
鈴木監督:今回、初めての監督として、吉田羊さんを撮らせていただきました。初監督で吉田羊さんは単独初主演です。ぜひヒットさせたい映画です。みなさまのお力添えをお願いいたします。
吉田さん:「大人になっても恋したい、でも大人はそんなことは言っちゃいけない」。そんな方に観ていただいて、ハッピーになっていただきたい映画です。大人のための恋愛映画です。
鈴木監督が観客のみなさんといっしょに記念写真を撮られていました。
鈴木監督のInstagramより。
映画「ラブ×ドック」は2018年5月11日(金)より全国ロードショーです。
映画『ラブ×ドック』予告篇
[STORY]
とあるところに存在する恋愛クリニック「ラブドック」。そこは恋愛体質の人にこそ、意味のある場所。ある日訪れたのは人気パティシエの剛田飛鳥。人生で成功を収めながらも、節目節目で恋愛に走り、仕事を無くし、親友を無くしてきた。そんな飛鳥に、魅惑の女医、冬木玲子が処方したのは、遺伝子から抽出したという、特別な薬。これを打てば危険な恋愛をストップできる優れもの?果たして彼女の恋愛模様は、薬で軌道修正できるのか?「人生に無駄な恋なんてない」。いくつになっても恋をしたい!人生を楽しみたい!でも理想と現実がかみ合わない・・・。そんな女性たちに贈る、遺伝子レベルで恋が始まる、究極のラブコメディ!
映画「ラブ×ドック」
2018年5月11日(金)全国ロードショー
配給:アスミック・エース
監督・脚本:鈴木おさむ
ミュージックディレクション&主題歌:加藤ミリヤ
アートディレクション:飯田かずな
出演:吉田羊、野村周平、大久保佳代子、成田凌、広末涼子、吉田鋼太郎(特別出演)、玉木 宏
©2018『ラブ×ドック』製作委員会