
映画「美しい星」が2017年5月 26日(金)より、福岡県を含む日本全国でロードショー公開となります。
「美しい星」は「桐島、部活やめるってよ」「紙の月」の吉田大八監督が、三島由紀夫の小説「美しい星」を映画化した作品で、30年前にこの小説を読んだ吉田監督は、いつか自分が映画にしたいと思っていたそうです。
[作品概要]
その手で"美しい星・地球"を救えると信じた、とある平凡な"宇宙人一家"の悲喜劇。
"当たらない"お天気キャスターの父・重一郎(リリー・フランキーさん)、野心家のフリーターの長男・一雄(亀梨和也さん)、美人すぎて周囲から浮いている長女・暁子(橋本愛さん)、そして心の空虚を持て余す母・伊余子(中嶋朋子さん)。ごく平凡な大杉家の4 人が、ある日なぜか、 火星人、水星人、金星人、地球人として覚醒する。その使命は、"美しい星・地球"を救うこと。ひとたび目覚めた彼らは生き生きと奮闘を重ねるが、やがて世間を巻き込む騒動を引き起こし、それぞれに傷ついてゆく。なぜ彼らは目覚めたのか? そもそも本当に、目覚めたのか? そんな一家の前に一人の男(佐々木蔵之介)が現れ、「この地球に救う価値などあるのか」と問いかけるのだが―――?
刊行から55年。日本文学界の巨星・三島由紀夫が自ら愛した異色のSF 小説を、『桐島、部活やめるってよ』などの鬼才・吉田大八監督が悲願の映画化。舞台を米ソ冷戦時代から現代に大胆にアップデートし、 ある日突然覚醒した「宇宙人」の姿を通して、今を生きる「人間」を鮮やかに活写する。出演もリリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介ら旬の豪華キャストが集結し、めくるめく宇宙的アンサンブルを繰り広げる。予測不能な展開に、五感が【覚醒】する、渾身の人間賛歌。
映画を拝見しました。
人生に目的がなかった人たちが突然太陽系連合の宇宙人だと名乗り、美しい星・地球を温暖化から救う使命に目覚め、日本中を巻き込んで奮闘する話です。
何が本当で嘘なのか、何を信じていいのか悪いのか。
今、私が正しいと思っていることは本当に正しいのか、他人から見て正しくないと思われているのではなど、自分のことを振り返って、いろいろ考えさせられる映画でした。
映画「美しい星」、5月26 日(金)より TOHOシネマズ天神、T・ジョイ博多、イオンシネマ福岡ほか、全国ロードショーです。
原作:三島由紀夫「美しい星」(新潮文庫刊)
監督:吉田大八
脚本:吉田大八、甲斐聖太郎
音楽:渡邊琢磨
出演:リリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介ほか
2015年/日本映画/127
分
/カラー/シネスコ
/5.1chデジタル
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
(C)2017 「美しい星」製作委員会
配給:ギャガ
公式サイト:http://gaga.ne.jp/hoshi/
『美しい星』本予告 5月26日(金)公開
https://www.youtube.com/watch?v=FTlDLmrVlm0
