2021年3月19日（金）～5月17日（月）の期間、福岡市博多区博多駅中央街のJR博多シティ9FのJR九州ホールにて、「アートアクアリウム展2021 〜博多・金魚の祭〜」が開催されます。

アートアクアリウムは、アクアリウムとアートを融合させた、江戸時代より日本人に親しまれてきた金魚にスポットをあて、和をモチーフにデザインされた水槽と光・映像など、最新の演出技術が融合した水中アートの展覧会です。




アートアクアリウム展2021 〜博多・金魚の祭り〜 


アートアクアリウムは、東京・京都・神戸・大阪・名古屋・札幌などの全国開催で累計入場者数1000万人を超え、福岡での開催は、2018年以来の3年ぶりとなります。




アートアクアリウムアーティスト、総合プロデューサーの木村英智（きむらひでとも）さんのご挨拶文。


土佐錦魚




ベニーニ 「KINGYO」
イタリアのヴェネツィアンガラスアートの最高峰である「Venini」との共同作品 。金魚（土佐錦）のゆらめく尾びれを象徴的に表現し、見た目にも金魚を感じさせるガラス製の金魚鉢。




天井金魚
江戸時代の豪商が、ガラスの水槽を天井に作り、金魚を見上げて観賞していたという伝説を現代に蘇らせた、構想期間5年にもおよぶ作品 。鏡面効果により、さまざまな角度から金魚の美しさを見ることができる新感覚の作品です。


新江戸金魚飾
江戸時代に楽しまれた横から眺める木枠の水槽を、プリズム効果をもたらす透明な多面体の水槽として、現代に新たな形で蘇らせました。情緒を残しながら、未来を感じる作品です。




キリコリウム
江戸時代から伝わる伝統工芸である江戸切子を用いた作品。江戸切子の特徴であるカットグラス工法の良さを生かし、上から見ても横から見ても、金魚達が不思議で美しく見えます。






プリズリウム F12
透明な多面体でプリズム効果をもたらす12面体 のアクアリウム 。光のマジックにより、中に泳ぐ魚の群れが大きく見えたり、小さく見えたり、時には歪んで見える等、ユニークな見方ができます。


▼アートアクアリウム「プリズリウム」












ボンボリウム
アクアリムを雪洞に見立てた『ボンボリウム』は、1つの水槽に1匹だけを泳がせており、その姿はまるで影絵のような、不思議な儚さを感じさせます。江戸時代から親しまれてきた雪洞の持つ可愛らしさを強調し、ぼんやりと照らし出される金魚と、ゆっくりと変化する光の競演が楽しめます。




大奥御殿スペシャル
アートアクアリウムの代表作「大奥」がさらに進化した作品。美と艶を輝かせながら競う大奥の女性たちを金魚に重ね合わせます。従来の「大奥」の左右に分割したインフィニトリアムを組み合わせた構造は、巨大な組織となっていった大奥の歴史と重ね合わせています。色とりどりの照明で、美しく舞う金魚たちの華やかさも増しています。




大奥
「花魁（Oiran）」の流れをくむ巨大金魚鉢シリーズの大作。金魚を愛でる文化が花開いた江戸を象徴する“大奥”を表現した、幅約3ｍにわたる複合的な作品です。多くの女性が自らの美を競い合う豪華絢爛な世界を表しています。そして、美と艶を輝かせながらも、どことなく儚げな生き様を、妖艶に泳ぐ金魚と重ね合わせています。


インフィニトリアム




九谷金魚品評
日本の伝統工芸である九谷焼で制作されたアートアクアリウム。青九谷、赤絵、花詰という九谷焼の3つの基本技法を用いた金魚の絵柄を施している。品評会に倣った正しい金魚の見方である上見で金魚を観賞し、横からは九谷焼で描かれた金魚達の華やかな世界を楽しむ、贅沢な作品。






金魚品評
背の低い円筒形の水盤の中を、優雅に、静かに泳ぐ金魚。水面が波立たず、上からのぞいて鑑賞する作品で、金魚の品評をするのにも適しています。『金魚品評』は水槽の縁まであふれんばかりに水が入れられ、水面まで顔をのぞかせた金魚の愛らしい表情も楽しめます。










アートアクアリウムアーティスト、総合プロデューサーの木村英智（きむらひでとも）さんのプロフィール。


福岡「アートアクアリウム展2021 〜博多・金魚の祭〜」、ぜひ足を運んでみてください。



モデル：NATSUKOさん

「アートアクアリウム展2021 〜博多・金魚の祭〜」
入場券：会場にて当日券を販売しております。
アートアクアリウムWEBサイト
アートアクアリウム博多展WEBサイト

▼アートアクアリウム「プリズリウム」