
2016年12月3 日(土)~2017年1月 22 日(日)の期間、イムズ8Fの三菱地所アルティアムにて「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」を開催しています。
岡崎京子さんの「pink」「リバーズ・エッジ」「ヘルタースケルター」「バージン」などの初期作から代表作の原画や原稿、そして単行本未収録作品、また掲載された雑誌やテレビ出演の映像など、たくさんの資料が展示されていました。
▼「岡崎京子展」公式パンフレットより
一人の少女=マンガ家が見つめた、あの時代、その行方
『pink』『リバーズ・エッジ』『ヘルタースケルター』などで知られ、1980 ~90年代を象徴するマンガ家・岡崎京子。
下北沢の理髪店に生まれ育ち、短大在学中にデビュー以後、マンガ雑誌にとどまらず「平凡パンチ」「CUTiE」といった週刊誌、ファッション誌などを舞台に次々と作品を発表して脚光を浴びましたが、 1996年、不慮の事故により活動を休止します。
その後も未刊作品の出版や復刊が相次ぎ、2012年には『ヘルタースケルター』が映画化されるなど、今も新たな読者を獲得し続けています。
女の子たちの夢や憧れを紡ぐ少女マンガとは対照的な、都市に生きる少女の日常、変容する家族像、高度資本主義下における女性の欲望や不安といった時代の現実を果敢に描き続けた岡崎京子。
本展は、岡崎のこれまでの仕事を取り上げる展覧会です。
岡崎が見つめた時代とその行方を、原稿・原画をはじめ、学生時代のイラストやスケッチ、80~90 年代の時代を画した掲載誌など、関連資料を通して見てゆきます。
▼岡崎京子(おかざき きょうこ)さんプロフィール
マンガ家。1963年東京都下北沢生まれ、射手座のB 型。
小学生の頃からマンガ家を志し、中学時代からイラスト等を雑誌に投稿。短大在学時にデビュー。
85年、21歳で初めての単行本『バージン』(白夜書房)を刊行した。
以降、マンガ雑誌のみならずファッション、音楽雑誌等にも作品を発表、"東京ガール"として80~90 年代の時代の先端に立ち続ける。
主な作品に『pink』(マガジンハウス)、『東京ガールズブラボー』(宝島社)、『リバーズ・エッジ』(宝島社)ほか。
『ヘルタースケルター』(祥伝社)により、文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。
映画化(監督:蜷川実花)もされた。
1996年に交通事故に遭い、現在、自宅療養中。
12/17(土)には、ワークショップ「みんなでつくろう 岡崎京子に捧げる ZINEづくり」も開催されます。
▼岡崎京子展ワークショップ「みんなでつくろう 岡崎京子に捧げるZINE づくり」
日時:12月17日(土)
13:30~(90分程度)
会場:会議室 (イムズ8F)
定員:20名
参加費:1,800円(お茶代含む)
申込方法:アルティアムまで要電話予約(092-733-2050) ※11/25
(金)より受付開始
興味がある方はぜひ、三菱地所アルティアムに足を運んでみてください。
休館日などの詳細は、以下の公式ホームページでご確認ください。
▼三菱地所アルティアム「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」
810-0001
福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F
開館時間:10:00~20:00
休館日:2016年12月 31日(土)、2017年1 月 1日(日・祝)
電話:092-733-2050
http://artium.jp/exhibition/2017/16-08-okazaki/