
10/29(土)から12/18(日)の期間、太宰府天満宮の宝物殿で、企画展「 OTANI NIEUWENHUISE(オータニ・ニューウェンハウゼ)」が開催されます。
この企画展は、日本人写真家 大谷臣史(おおたにしんじ)さんとオランダ人写真家 ヨハン・ニューウェンハウゼさんのお二人の写真展で、それぞれが観光客の視点から観光地を撮影し、その写真を組み合わせることで、日蘭の文化や文化観光を読み解こうとする新しいプロジェクトです。
その撮影地は、オランダではアムステルダム国立美術館、テーマパークのエフテリングが選ばれ、日本の九州では太宰府天満宮、出島、旧オランダ商館、そして、日蘭両国の文化を象徴するハウステンボスが選ばれました。
その撮影地でお二人は、二人での撮影と単独での撮影を交互に繰り返し、その場所に集積した「記憶」としての写真を、お互いがカードゲームの手札のように出し合って、作品に仕上げたそうです。
二つの写真を並べることで作られる作品の数々は観る人によって印象が異なり、多面的な作品となっています。
とても面白い発想だと思いました。
10/29(土)に行われたレセプションでは、この写真を撮るためにお二人が観光客が使うコンパクトカメラを使用し、面白いと思ったものを撮り合ったエピソードを話してくださいました。
日蘭の写真家が切り取った観光地の記憶、ぜひお楽しみください。
展名:太宰府天満宮宝物殿企画展「OTANI NIEUWENHUISE(オータニ・ニューウェンハウゼ)」
会期:平成28年10月 29日(土)~12月18日(日)月曜休館
時間:9:00~16:30(入館は 16:00まで)
観覧料:一般400(300)円 高大生 200(100)円 小中生100( 50)円
※( )内は30 名以上の団体料金、障害者手帳提示により付添者1名まで半額料金
会場:太宰府天満宮宝物殿 第3展示室
主催:太宰府天満宮
助成:モンドリアン財団、オランダ王国大使館、オランダ&九州プログラム、
Stroom Den Haag、The Shareholders
協力:ダッチ・カルチャー、Fonds Kwadraat、POST 、Tique
▼OTANINIEUWENHUISE 公式サイト
http://www.otaninieuwenhuize.com/
▼太宰府天満宮公式サイト
http://www.dazaifutenmangu.or.jp/