2017年7月11 日(火)から9月3日(日)まで福岡県太宰府市の九州国立博物館で、特別展「世界遺産 ラスコー展 クロマニョン人が見た世界」が開催されます。
今から2万年ほど前にフランス南西部でクロマニョン人が描いたラスコー洞窟壁画は、1979 年に世界遺産に登録されましたが、現在は壁画を保存するために非公開となっています。
そのラスコー洞窟をレーザースキャンやデジタルマッピングなどの最新技術を駆使し、1mm以下の精度で実物大の洞窟壁画を再現して展示しているのが、今回の特別展「世界遺産 ラスコー展 クロマニョン人が見た世界」です。
現地でも内部を見られないラスコー洞窟壁画を精巧な模型で体感でき、ブラックライトの照明では、通常の照明では見えにくい壁画の線を見ることができます。
フランス人芸術家が最新の学術成果にもとづいて制作した等身大のクロマニョン人の人形が設置され、クロマニョン人といっしょに写真を撮ることができます。
7月15日(土)と8 月4日(金)の「ナイトミュージアム」のイベントでは、タイムスリップした(?)生きたクロマニョン人も登場します。
マンモスの牙に触れることができるコーナーもあります。
クロマニョン人が作ったモリや縫い針などの生活用品から石器や楽器などの芸術品まで、185件が出品されています。
ラスコー洞窟には、頭部が鳥の形をした「トリ人間」の絵など、まだまだ解き明かされていない謎がたくさんあるとのこと。
ぜひクロマニョン人たちの謎を解きに、九州国立博物館に足を運んでみてください。
展名:特別展「世界遺産 ラスコー展 クロマニョン人が見た世界」
会期:2017年7月 11日(火)~9月3 日(日)
詳細は公式ホームページでご確認ください。
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s48.html
特別展「世界遺産 ラスコー展
クロマニョン人が見た世界」
https://www.youtube.com/watch?v=2brn3oQ5Rzc