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2019年9月29日(日)、福岡市中央区天神の福岡市赤煉瓦文化館にて、劇団天地の第23回公演 劇場版「黄色い王女」が上演されます。

La Princesse Jaune directed by Jim Lucassen - www.jimlucassen.com

[INTRODUCTION]

19世紀の西洋人から見たニッポン。

僕が恋している人は絵の中にいるんだ。

ジャポニズムがフランスで高まりを見せた1872年に、日本を題材にしたオペラとしては最も古い「黄色い王女」がパリのオペラ・コミック座で初演されました。
このオペラの成立には曲折がありました。
オペラ・コミック座の支配人カミュ・ドゥ・ロークルが、作曲家カミーユ・サン=サーンスに当時売出し中の脚本家ルイ・ガレとの仕事を持ちかけたことが、このオペラ製作のきっかけとなりました。
ガレは折からジャポニズムの高まりの中で日本を舞台にしたオペラを構想しましたが、ロークルは東洋的なものにあまり気乗りがしなかったといいます。
そこで妥協策として日本を舞台にしたオペラではなく日本とかねてから交易があったオランダを持ち出して、オランダ人が夢見た日本の中で日本女性を登場させるという、手の込んだ物語が考えられたということです。
そして初演から147年後に日本人の手によってドラマが肉付けされ演劇作品として生まれ変わります。
19世紀の西洋人の目から見た日本観を現代の日本人はどう見るのか。どうぞご期待ください。 

[STORY]

舞台は19世紀のオランダ。
コルネリスは日本に魅せられた男。そのいとこのレナはコルネリスを愛しているが、コルネリスは日本の王女のミンを描いた絵に熱中するあまり、レナが自分を愛していることに気づかない。
ある日、東洋からの舶来品とおぼしきポーションによって引き起こされた幻覚的な夢の中でコルネリスは日本を旅することになるが・・・

[ジャポニズムとは?]

ジャポニズムは19世紀にヨーロッパで流行した日本趣味のこと。
19世紀後半は、19世紀前半からすでに始まっていた日本の文物に対する熱狂的な趣味「ジャポニズム」が鎖国後の開国、正式貿易の開始とともに花開いた時代であった。
特に、産業革命による近代化真っ只中のパリを中心に活発だった印象派と呼ばれる芸術家たちに、熱狂的に迎えられ、大きな影響を与えていた。 

黄色い王女

コルネリス:原大介
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レナ:梅本奈美枝(15:00/19:00)
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レナ:松尾佳苗(13:00/17:00)
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劇団天地「黄色い王女」
日時:2019年9月29日(日)全4回公演
13:00~13:45 /15:00~15:45/17:00~17:45/19:00~19:45
出演:コルネリス:原大介、レナ:梅本奈美枝(15:00/19:00)、レナ:松尾佳苗(13:00/17:00)
会場:福岡市赤煉瓦文化館
住所:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目15-30
観覧料:2,000円
お問い合わせ:劇団天地制作係
TEL:080-2797-1534