映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

2020年1月24日(金)より、映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』が全国順次ロードショーとなりました。

【公式】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』2020年1月24日(金)公開/本予告

[INTRODUCTION]

「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ出版秘話に基づく本格ミステリー
ラストまで刻々と変わっていく<真相>を、あなたは見抜けるか―――?

大ベストセラー三部作の完結編が遂に完成!
世界同時出版のために9カ国の翻訳者が完全隔離された洋館の密室に集められる
ところが、冒頭の10ページがネットに流出!
完璧な犯罪プロットさらに真犯人の驚愕の目的とは─?

全世界で一大現象を巻き起こしたミステリー小説「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ。
その第4作目にあたる「インフェルノ」の出版の際に、驚くべきミッションが遂行されたことは、あまり知られていない。
待望の新作を世界中のファンに同時に届けることと、海賊行為や違法流出を防ぐために、著者ダン・ブラウンの同意のもと、アメリカの出版元が各国の翻訳者たちを秘密の地下室に隔離して翻訳作業を行ったのだ。
この前代未聞かつクレイジーな実話をもとに、デジタル時代ならではの仕掛けと、どんでん返しの連続を融合させた、新時代の本格派ミステリーが誕生した!

舞台はフランス、豪邸の地下に隠されたシェルターのごとき密室。
大ベストセラーミステリー三部作の完結編「デダリュス」の翻訳のために選ばれし9人は、外出もSNSも電話も禁止される。
ところが、最新鋭のセキュリティを突破して原稿の一部がネットに流出、「24時間以内に500万ユーロを支払わないと、次の100ページも公開する」という脅迫メールが、出版社社長のアングストロームのもとに届く。
原稿にアクセスできるのは、作者のオスカル・ブラックと、アングストロームだけ。
翻訳者の内部犯行だと確信したアングストロームは、自ら犯人探しに乗り出すが、銃さえ突きつけたさらなる厳格な監視のもと、第2の流出が実行される─。

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

あなたはこの結末を〈誤訳〉する─
 大ヒットを記録した『タイピスト!』の監督が新たな才能を発揮!

富と名声にとりつかれた出版社社長アングストロームには、『マトリックス』シリーズのランベール・ウィルソン。
大成功したビジネスマンとしてのカリスマ性を放つ男が、犯人に追い詰められ狂気と絶望の淵へと突き落とされる姿を、圧倒的なインパクトで演じた。
アングストロームと対立する9人の翻訳者も、それぞれが強烈な個性を発揮して物語をかく乱する。
ヒロインのコスプレ姿でないと翻訳できないカテリーナに『007/慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコ、最年少にもかかわらず初日から堂々と居眠りするアレックスに『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のアレックス・ロウザー。
監督は、日本でも大ヒットを記録した『タイピスト!』のレジス・ロワンサルが、無尽蔵の才能を披露する。
作品の格を上げるスタイリッシュな音楽は、『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』の三宅純。

真犯人、細部まで計算された手口、犯行の真の目的と胸を打たれるその理由─
あなたには、ひとつでも解くことができるか? 
誰もが結末を〈誤訳〉していたことに気づき、もう一度ふりだしに戻りたくなるリピート型傑作ミステリーが誕生した。

[STORY]

ドイツのブックフェアの会場で、世界的ベストセラー「デダリュス」三部作の完結編「死にたくなかった男」の出版権を獲得したと、高らかに宣言するアングストローム(ランベール・ウィルソン)。
出版社のオーナーである彼は、多言語の翻訳を同時にスタートし、この話題作を全世界で一斉発売すると確約する。

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

そのために選ばれた9カ国の翻訳者が、フランスの豪邸に集められた。
携帯電話もパソコンもすべての通信機器を入口で没収された彼らが、助手のローズマリー(サラ・ジロドー)の案内で連れて行かれたのは、ロシアの富豪が核戦争に備えて作ったという広大な要塞のごとき地下室だ。
小説の流出を防ぐために屈強な警備員が監視する部屋で、毎日20ページだけ渡される原稿を翻訳、1か月で仕上げ次の1か月で推敲するというスケジュールが言い渡される。
食事は豪華で週1日の休日のための娯楽施設も完璧だが、隔離生活には違いなかった。

初日から注目を集めたのは、その若さで英語版を任されたアレックス(アレックス・ロウザー)だ。
慣れない環境で緊張する翻訳者の中で、豪快に居眠りを続けていたのだ。

もう一人、ロシア語版のカテリーナ(オルガ・キュリレンコ)も、完全に浮いていた。
「デダリュス」のヒロイン、レベッカに入れ込むあまり、彼女と同じ白いドレスを纏い、ヘアスタイルやメイクも忠実に再現していた。
一方で、金のためだと開き直る、ギリシャ語版のコンスタンティノス(マノリス・マヴロマタキス)のような翻訳者もいる。
毎日顔を合わせ、同じ目的へ向かううちに、打ち解け合った9人の翻訳者たちは、やがて迎えたクリスマスの夜、ローズマリーを招待して聖夜を祝う。
ところが、日付が変わる頃、事件は起きた。アングストロームの携帯電話に、「冒頭10ページを流出させた。500万ユーロで損失は止められる。24時間以内に払わないと、明日、次の100ページもネットで公開する」という脅迫メールが届いたのだ。
メッセージの最後には、その夜、皆で合唱した歌のワンフレーズが引用されていた。

原稿にアクセスできる関係者は、本名も素顔も非公開の作者オスカル・ブラックと、アングストロームだけだ。
翻訳者の犯行だと確信したアングストロームは、次の100ページを配らなければ流出できないはずだと、翻訳作業を中止する。
普段から反抗的なポルトガル語版のテルマ(マリア・レイチ)は、私物の捜査に抵抗するが、暴力も辞さない警備員たちに押さえつけられる。
身の危険を感じた翻訳者たちは、「いつコピーした?」「ネット接続の方法は?」と推理するがすぐに行き詰まり、互いに疑いの目を向け始める。

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
2020年1月24日(金)より全国順次ロードショー
監督・脚本:レジス・ロワンサル『タイピスト!』
出演:ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ、リッカルド・スカマルチョ、シセ・バベット・クヌッセン、エドゥアルド・ノリエガ、アレックス・ロウザー、アンナ・マリア・シュトルム、フレデリック・チョー、マリア・レイチ、マノリス・マヴロマタキス
原題:Les traducteurs/英題:The Translators/2019年/フランス・ベルギー/105分/カラー/5.1ch/シネスコ/
字幕翻訳:原田りえ
配給:ギャガ
(C) (2019) TRÉSOR FILMS – FRANCE 2 CINÉMA - MARS FILMS - WILD BUNCH – LES PRODUCTIONS DU TRÉSOR  - ARTÉMIS PRODUCTIONS