FullSizeRender

2018年10月2日(火)から12月9日(日)までの期間、福岡県太宰府市の九州国立博物館で、特別展「オークラコレクション」が開催されます。

オークラコレクションは実業家の大倉喜八郎(1837〜1928)と大倉喜七郎(1882〜1963)の父子による、平安時代から近代までの日本美術を中心とするコレクションで、本展では約110件(国宝3件、重要文化財10件、重要美術品16件を含む)が展示されます。

出品目録のPDFはこちら。
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/img/s_52/exhibition_s52.pdf

FullSizeRender

【本展の注目ポイント】

圧倒的な質の高さ。明治維新後の海外流出から救われた名品など約110件(国宝3件、重要文化財10件、重要美術品16件を含む)で構成される展覧会です。

 ●平安時代から近代まで「日本美術の王道」をしめすラインナップ。「眼でたどる日本美術史」を体験できる格好の機会となるでしょう。

 ●大倉喜八郎が集めたコレクションは、アジア諸国の美術にまでおよびます。目を見張るその幅の広さを満喫いただきます。

 ●長男の喜七郎は、イタリア政府がローマで開催した「日本美術展覧会」で、後に「近代日本画の巨匠」と呼ばれる画家たちの力作を多数紹介し、日本の伝統美を西洋に発信しました。その一部を、再現風にご覧いただきます。

第1章 日本美術の王道
大倉父子収集品を核とした大倉集古館の日本美術、その幅の広さと質の高さには驚くべきものがあります。時代は平安・鎌倉から近代まで、分野は絵画・書跡・彫刻・各種工芸と多岐にわたり、作品は国宝3件・重要文化財6件・重要美術品15件はじめ粒揃いです。日本美術の歴史をも辿れる王道の作品群を、次の6つのコーナーに分けてご紹介します。

1.祈りのかたち(仏教絵画)
2.国宝の輝き
3.やまと絵から琳派へ
4.室町水墨から狩野派へ
5.多彩な近世絵画(若冲・四条派・文人画など)
6.日本工芸の美

FullSizeRender
国宝「普賢菩薩騎象像(ふげんぼさつきぞうぞう)」
平安時代・12世紀
展示期間10月2日〜10月21日

IMG_3860
国宝「古今和歌集序(こきんわかしゅうじょ)」
平安時代・12世紀
展示期間10月2日〜11月4日

p03
国宝「随身庭騎絵巻(ずいじんていきえまき)」(部分)
鎌倉時代・13世紀
展示期間11月6日〜12月9日

FullSizeRender
「人物花鳥扇面画帖(じんぶつかちょうせんめんがじょう)(かわほり帖)」
「柳に鵯図」
室町時代・16世紀

IMG_3861
重要美術品「五節句図(ごせっくず)」酒井抱一筆
「曲水宴(きょくすいえん)」
江戸時代 文政10年(1827年)
展示期間10月2日〜11月4日

FullSizeRender
「雑賀帖(ざつがじょう)」英一蝶筆
江戸時代・17世紀

FullSizeRender
重要美術品「鶉図(うずらず)」殷元良筆
琉球・第二尚氏時代 乾隆13年(1748年)
展示期間10月2日〜11月4日

IMG_3850
「乗興舟(じょうきょうしゅう)」伊藤若冲画
江戸時代 明和4年(1767年)

IMG_3862
重要文化財「短刀 銘 則重(たんとう めい のりしげ)」
鎌倉時代 14世紀

IMG_3863
重要文化財「銹絵寿老図六角皿(さびえじゅろうずろっかくざら)」尾形光琳・乾山合作
江戸時代・18世紀

FullSizeRender
手前:「自在蝶置物(じざいちょうおきもの)」民珍宗安作
江戸時代 宝歴3年(1753)

奥:「自在鯉置物(じざいこいおきもの)」明珍吉久作
江戸時代 18〜19世紀

第2章 アジアに開いた眼
大倉集古館には、幅広い東洋美術のコレクションがあります。近代の幕開けと同時に実業家として日本から朝鮮、中国へと進出した大倉喜八郎は、中国国内の混乱で流出した美術品をまとめて購入したほか、朝鮮やタイ、インドの仏像なども多数収集しました。これらの作品は、近代日本における外国美術の受容のありかたを示す点からも評価されています。

1.中国
2.朝鮮
3.タイ、ミャンマー、インド

FullSizeRender
「鱗文壺(りんもんこ)」
中国・春秋時代 紀元前6〜前5世紀

FullSizeRender
「盤龍石硯(ばんりゅうせっけん)」
中国・後漢時代 2〜3世紀

FullSizeRender
「銀製鍍金ニエロ手箱(ぎんせいときんニエロてばこ)」
タイ・ラタナコーシン時代 20世紀前半

FullSizeRender
「横臥仏像(おうがぶつぞう)」
ミャンマー・コンバウン王朝 19世紀

第3章 日本から世界へ - 珠玉の近代絵画(ローマ日本美術展)
昭和5年(1930)イタリアで開かれた「ローマ日本美術展」は、すべての経費を大倉喜七郎が負担。代表の横山大観をはじめ下村観山・前田青邨・川合玉堂・竹内栖鳳・速水御舟といった錚々たる日本画家80名が最新の力作を出品し、日本美術の魅力を欧州の人々に問う野心的な試みでした。その一部を再現的に展示し、お楽しみいただきます。

FullSizeRender
「蹴合(けあい)」竹内栖鳳筆
昭和4年(1929年)
展示期間10月2日〜11月4日

FullSizeRender
「羅馬開催 日本美術展覧会 記念図録 上・下(ローマかいさい にほんびじゅつてんらんかいきねんずろく)」
発行:盛徳堂 発行日:昭和5年(1930年)3月3日

明治維新から150年目の節目に開催される本展は、近代の幕開け以後の日本と海外の交流の歴史をとらえる絶好の機会となりそうです。

また本展に合わせて、「博多バスターミナル〜九博」直行臨時バスが運行されます。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
https://www.kyuhaku.jp/news/news-180909.html

古今の美を収集した大倉父子の夢のコレクション、ぜひ足を運んでみてください。

九州国立博物館 特別展「オークラコレクション」
会期:2018年10月2日(火)〜 12月9日(日)
休館日:毎週月曜日。ただし10月8日(月・祝)は開館。10月9日(火)は休館。
開館時間:日曜日・火曜〜木曜日 9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
金曜日・土曜日【夜間開館】9時30分〜20時00分(入館は19時30分まで)
 観覧料:一般 1,500円(1,300円)、高大生 1,000円(800円)、小中生 600円(400円)
【夜間割引料金】一般 1,300円、高大生 800円、小中生400円
主催:九州国立博物館・福岡県、西日本新聞社、TVQ九州放送
共催:(公財)九州国立博物館振興財団
協賛:ライブアートブックス、YKK AP
助成:(公財)福岡文化財団
特別協力:(公財)大倉文化財団・大倉集古館、太宰府天満宮
協力:ホテルオークラ福岡
後援:佐賀県、熊本県、長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、九州・沖縄各県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、北九州市、北九州市教育委員会、太宰府市、太宰府市教育委員会、西日本リビング新聞社、FM FUKUOKA、cross fm、LOVE FM、西日本鉄道、九州旅客鉃道、日本自動車連盟福岡支部、NEXCO西日本九州支社、福岡市タクシー協会、福岡県タクシー協会、福岡商工会議所、太宰府市商工会、太宰府観光協会、日本旅行業協会、西日本文化サークル連合、西日本新聞TNC文化サークル