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2018年5月19日(土)から7月16日(月・祝)まで、福岡県太宰府市の九州国立博物館で、特別展「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」が開幕します。

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見どころ1「至上の印象派コレクション」
今回の展覧会には、作品も作家名も、どこかで見たことのある、聞いたことのある作品ばかりが揃います。きっと「この絵はビュールレが持っていたのか!」と驚く作品が数多く登場することでしょう。ドラクロワ(1798-1863)、ドガ(1834-1917)、マネ(1832-1883)、ルノワール(1841-1919)、ファン・ゴッホ(1853-1890)、ゴーギャン(1848-1903)、モネ(1840-1926)、セザンヌ(1839-1906)、マティス(1869-1954)、ピカソ(1881-1973) … あまりにも豪華すぎる作家たちがこの展覧会で競演します。なかでも、傑作中の傑作が揃うビュールレ・コレクションの印象派・ポスト印象派の作品は、その質の高さゆえ世界中の美術ファンから注目されています。絵画史上、最も有名な少女ともいわれるルノワールの《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》とセザンヌの《赤いチョッキの少年》の2点は両巨匠の「最高傑作」として知られ、この2点だけでも十分に価値のあるコレクションといえます。

㈬イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》(1880年)

㈭赤いチョッキの少年
ポール・セザンヌ
《赤いチョッキの少年》(1888-90年)

㈯日没を背に種まく人
フィンセント・ファン・ゴッホ
《日没を背に種まく人》(1888年)

㈰アングル夫人の肖像
日本初公開
ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル
《アングル夫人の肖像》(1814年頃)

㈪モロッコのスルタン
日本初公開
ウジェーヌ・ドラクロワ
《モロッコのスルタン》(1862年)

見どころ2「全て、一人のコレクターが集めました」
こうした傑作の数々は、ドイツに生まれ、スイスで後半生をすごしたエミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956)が集めました。学生の頃から美術に興味を持っていたビュールレですが、第一次世界大戦と第二次世界大戦を経験し、美術とはかけ離れた世界で実業家として成功、富を築きました。しかし、目まぐるしく状況が変化する世界と自身の仕事を通じ、やはり彼にとっての心の拠りどころは美術でした。時間を見つけては、チューリヒの邸宅の隣にある別棟で自身のコレクションをひたすら眺め、絵画の世界に浸っていたというビュールレ。彼の死後、その別棟は美術館として改築され、コレクションが一般公開されていましたが、スイス国外に彼の所蔵作品がまとまって公開されたのは過去に数回のみ、そして世界に大々的に報じられた2008年の4点の絵画盗難事件以来、一般公開が規制されてしまいました(その後、4点は無事に戻されました)。そして2020年には、ビュールレが生涯を通じ財政的支援を続けてきたチューリヒ美術館に、全てのコレクションが移管されることが決まっています。ビュールレのコレクターとしての視点が感じられるコレクションの全貌を日本で見る機会は、おそらく本展が最後となります。

㈫ルーヴシエンヌの雪道
日本初公開
カミーユ・ピサロ
《ルーヴシエンヌの雪道》(1870年頃)

㈮庭師ヴァリエ (老庭師)
ポール・セザンヌ
《庭師ヴァリエ(老庭師)》(1904-06年)

㉀贈りもの
日本初公開
ポール・ゴーギャン
《贈りもの》(1902年)

㈷睡蓮の池、緑の反映
日本初公開
クロード・モネ
《睡蓮の池、緑の反映》(1920-26年)

ピエール=オーギュスト・ルノワール《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》とクロード・モネ《睡蓮の池、緑の反映》の絵は撮影ができます。
ハッシュタグをつけて、SNSで投稿してみてください。
#至上の印象派展
#九州国立博物館
#可愛いイレーヌ


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ぜひ九州国立博物館に足を運んでみてください。

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特別展「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」
会期:2018年5月19日(土)〜 7月16日(月・祝)
休館日:5月21日(月)、6月4日(月)、6月18日(月)、7月2日(月)
開館時間:9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
毎週金曜日・土曜日は20時00分まで夜間開館(入館は19時30分まで)
観覧料:一般 1,600円(1,400円)、高大生 900円(700円)、小中生 500円(300円)
※()内は夜間割引および団体割引(有料の方が20名以上の場合)。
※夜間割引料金の料金のチケットは、夜間開館当日17時以降に当館券売所で販売。夜間割引料金で購入されたチケットで17時以前に入場することはできません。

紹介している作品はすべて ©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich (Switzerland)
Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)